「1年半という長い収録期間に、どんな日々が待っているのかなとか、どんな風景が待っていて、どんな着物があるんだろうとか、想像できないくらい、願ってもみなかったお仕事です」

 吉高由里子が胸を弾ませるのは、大きな発表があってのこと。

「5月11日、吉高由里子さんが'24年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主演を務めることが発表されました。『源氏物語』の作者・紫式部の生涯を描いた物語で、女性主人公の作品は'17年に柴咲コウさんが主演を務めた『おんな城主 直虎』ぶり。“平安時代のセックス&バイオレンスを描きたい”と話す脚本の大石静さんは、吉高さんとは'20年の日本テレビ系ドラマ『知らなくていいコト』以来のタッグです」(スポーツ紙記者)

 気合十分の吉高は、早くも予習に精を出している様子。

京都府にある、紫式部が『源氏物語』を執筆した邸宅があったとされる、廬山寺の『源氏庭』を訪れたことを、SNSで報告していましたよ。京都グルメもしっかり楽しんでいたようですが(笑)」(同・スポーツ紙記者)

予定調和が苦手な“即興”の人

 そんな吉高が芸能界入りしたのは'04年のこと。

原宿のアクセサリーショップでイヤリングを選んでいた吉高さんに、女性スカウトマンが声をかけたのが始まりだそうです。少し離れた場所から彼女のことを見ていたら、視線を感じた吉高さんが、物色していたイヤリングを振りながらニコッと笑いかけてきたのが印象的だったとか。当時高校1年生の女の子が知らない大人に対して微笑むなんて、度胸がありますよね」(芸能プロ関係者)

'19年、映画『君の瞳が問いかけている』の打ち上げに参加した吉高由里子

 しかし、初めは芸能活動には消極的だったようで……。

「“女優になんてなれるわけがない”とよく口にしていたと聞きます。芸能界にも興味を示していなかった様子でしたが、所属事務所のスタッフに“本気になってみなさい”と言われて以来、気持ちを切り替えたそうです。仕事に関心のなかった彼女が、ここまで活躍する女優になるなんて、おもしろいですよね」(テレビ局関係者、以下同)

 さらに、生まれ持った才能にも定評がある。

“吉高節”にはいつも驚かされます。SNSの投稿も印象的ですが、独特の表現を使う“言葉のセンス”を持っていますよね。吉高さんは、予定調和が苦手な“即興”の人。バラエティー番組でも、台本よりも場の雰囲気を大事にしつつ、そのセンスを生かした話ができるんです