結局、21年6月28日には複数のスポーツ紙が、原氏と小島に関しても破局を伝えた。一連の報道中、原氏に嫌悪感を示して「もう『キングダム』は読まない」というネットユーザーも散見されたが、「作者と作品は別」と割り切るファンも少なくなかったもよう。今年7月15日に上映を開始した実写映画『キングダム2 遥かなる大地へ』も、公開からわずか4日で興行収入13億円を突破したことが話題になった。

“ペナルティはない”ことをアピール?

「かたや小島は、裏表のないクリーンなイメージで売っていただけに、原氏との報道を通して好感度が急落してしまった印象です。彼女がテレビに出演すると、不倫疑惑に絡めた批判がネット上に書き込まれることが多くなりました」(同・前)

 そんな中、今年5月19日発売の「女性セブン」(小学館)は、小島が中国進出のために国内での芸能活動を年内にも休止する予定だと報道。

 ネット上ではやはり「日本では世間に受け入れてもらえなくなったからね」といわれたほか、“小島の仕事が減っている”ことを指摘するネットニュースなどもあった。実際、今年3月には『みむこじラジオ!』が終了したほか、彼女がナビゲーターを務めていた教育番組『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)からも卒業している。

 しかし、小島は6月12日付のTwitterで「レギュラー番組の降板や私の今後について色々な憶測が飛んでいますが、お話出来る状況になり次第皆さんに、自分の口で説明します!ネットニュースの中に真実はありません」とコメント。そして今月8日、中国留学を正式に発表し、「今は移住に向けて日本での活動を少しずつセーブさせてもらっています」とも説明した。

小島瑠璃子と原泰久氏のツーショット(Twitterより)
小島瑠璃子と原泰久氏のツーショット(Twitterより)
【写真】「自分を信じて頑張ります」小島瑠璃子が綴った留学決意ツイート

 小島のファンからは「寂しくなります」「チャレンジ精神を持つのは良いこと」といった声が寄せられている一方、「日本では仕事もなくなってきてたしね」「自身のイメージの悪くなった日本から逃げてるようにしか思えない」「例の漫画家との一件やらなんやらで好感度が下がってなんとかしたいんだろうけどさ こじるり自身が何がやりたいのかが全然見えない」という書き込みも。

「“自分の希望で仕事を減らしている”という主旨の小島のコメントは、暗に“不倫などのペナルティがあったわけではない”ことをアピールしているとみられますが、イメージダウンしていたのは仕方ないですし、仕事に影響していないとも言い切れない。小島が中国への留学を決めなくても、起用が減っていた可能性は大いにあります」(前出・記者)

 多少なりとも日本での仕事の幅が狭まってしまったことで、小島としては新しいフィールドとして中国を見定めたのかもしれない。新天地での飛躍に期待したい。