6月17日、東北楽天ゴールデンイーグルス・吉井理人監督(61)の就任会見が行われた。
「急に強くなるとは思っていませんが、一生懸命やっていきますので、長い目で見てくれたらありがたいかなと考えております」
同日に行われた「セ・パ交流戦」阪神タイガースとの最終戦でも敗北し、パ・リーグ最下位に落ち込むチームだけに、そんな本音ものぞかせた吉井監督の就任会見。そこには三木肇前監督「休養」の責任を負うべきGMの姿はなくーー。
会見冒頭、壇上の席に着いたのは吉井監督と三木谷浩史オーナー(61)。「経験値が高く、新しいことに取り組める人材」とのオファー理由を明かした三木谷オーナーは、以降もチームを立て直すビジョンを自ら示してみせた。
この後、テーブルが一旦下げられてフォトセッションに臨んだ両名。オーナーから背番号「81」のユニフォームを着せられると、がっちり握手を交わして笑顔でカメラマンに応じる新監督。就任会見ではよく見かける光景だ。
しかしながら本来、この場にいるはずの、いや、いなくてはならない人物の姿はなかった。実質的な球団トップとして編成に携わる石井一久GMだ(52)。例えば今季より日本球界に復帰した前田健太投手(38)の楽天入団会見では、「18番」のユニフォームを着せたのも石井GM。
そんな“人事”発表の際にはいるべきGMが、まさかの“雲隠れ”か。
司会者に名前を呼ばれぬまま登壇
フォトセッション終了後、質疑応答のために再び整えられたステージ。テーブルには、後から気づいたように用意された「3つ目の椅子」。が、司会者から呼ばれたのは「それでは三木谷オーナー、吉井監督にご登壇をお願いします」やはり、先の2名のみ。
再度、登壇する2人から遅れて、袖からひょっこりと顔をのぞかる3人目の人物が。1人だけ名前を呼ばれない状況に、自身も登壇する手筈を承知していないのか、スタッフに促されて挙動不審な動きで着席する石井GMだった。が、テーブルには三木谷オーナー、吉井監督の「ネームプレート」が立てられるも、GMのは用意されず。
三木谷オーナーが構わずリーグ戦への意気込みを語り終えると、ようやく司会者から「これより石井GMにも加わっていただきます」とここで初めて紹介されたのだ。
以後、約20分間にわたって記者と質疑応答を交わしたのだが、チームを指揮する吉井監督が答えるのは当然として、マイクを交互に握り続けたのは三木谷オーナー。一方で、一切話に加わることなく、目も虚ろに視線を泳がせ続ける石井GM。すると、






















