ランキングを見て、テレビウォッチャーの神無月ららさんは、「すごく今の時代を表しているなと思いました」と言う。

「票数でいうと“いない”と書いた人も目立ちますね。差別につながる表現を嫌うポリコレ的な側面もあるのだろうけど、ルックス込みの圧倒的売れっ子不在というのもあると思います。

 例えば今回5位にランクインした明石家さんまさん。彼は私が読んでいた少女雑誌時代から人気で、当時はこの手のアンケートではぶっちぎりの上位でした。それから40年近くずっとその位置をキープしているのだからすごいと思います。逆に、さんまさんに取って代わるルックス込みの人気者がいなくなってしまった」

 1位の兼近については、

「マラソン効果が大きいと思います。走ったのは8月末なので、まだ皆さんの記憶に新しい。中継ぎなしで1人で笑顔を見せながら100kmを走りきった。これがお茶の間に感動を与えた効果は絶大だと思います。

 あとは5位の川島さんと9位の大吉さんは毎朝の帯番組をされていますよね。毎日毎日有能な姿を目にして脳に魅力が刷り込まれているんだと思います(笑)」

 圧倒的なニュースターの不在が原因かそれとも……。

抱かれたくないニュースター誕生!?

 続いて「抱かれたくない芸人」ランキング。

 1位を獲得したのはもはやレジェンドといってもいい出川哲朗(58)だが今年の理由はちょっと違うようで……。

「マリエの告白は衝撃的だった、出川さんを見る目が変わった」(37歳)、「枕を強要するような男だとは思わなかった」(40歳)。

 事の発端は昨年4月、モデルのマリエが自身のインスタライブで、過去にタレントの島田紳助さんから枕営業を持ちかけられたとし、その場に同席していた出川らから説得されたと告白。出川はテレビ番組などでこれらを否定したが当のマリエ本人がこれ以降発言を控えており真相は闇の中。

「言ったもん勝ちというか、世間的にはマリエを守るどころか、けしかけたという悪いイメージがついてしまいましたね……」(週刊誌記者)

 リアルガチ抱かれたくない理由も変わってきた?