医師が避けるヤバ食材20選(1〜5)

ヤバ食材1.焼き肉

焼肉(※画像はイメージです)
焼肉(※画像はイメージです)
【写真】WHOが発表した“発がん性”のある食材

好きな食べ物は?」と聞かれると、多くの人が挙げることの多い焼き肉。広く愛されるこの食べ物が、実は医者が食べない食品の代表というから驚きだ。

「牛や豚などの赤肉は、発がんリスク分類で『人に対しておそらく発がん性がある』とされる『グループ2A』に該当しています。また、摂取量が1日あたり100~120g増えるごとに脳卒中のリスクが11%も上がるという報告もあります」(歌島大輔先生)

 加えて、バーベキューなどで焦げた残り物を食べるなどもリスキーだ。よく焼けた肉にできる焦げには「アクリルアミド」という発がん性物質が含まれているという。これは細胞・骨格・神経に関わるタンパク質と不正に結合しやすく、身体に異常をきたす原因になるかもしれないのだそう。その危険性は、高級ないいお肉であろうと無関係だ……。

ヤバ食材2.ハム・ソーセージ

 おかずの一品に欲しくなるソーセージやハムなどにも発がん性のリスクがある。

「発がんリスク分類において、加工肉は最もリスクが高い『グループ1』に分類されます。これは簡単にいうと『人に対して発がん性がある』とハッキリ言い切っているグループなんです。ちなみに、放射線やたばこなどの“身体に悪いものの代名詞”といえるものも『グループ1』です。少し食べたくらいで影響があるかは不明ですが、食べすぎには注意したいですね」(歌島先生)

ヤバ食材3.バナナ

 食物繊維が豊富に含まれ、健康にいいというイメージがあるバナナだが、牧田先生は警鐘を鳴らす。

「バナナは果物の中でも最も糖質が多いため、血糖値を上げて糖尿病と肥満の原因になります」

 さらに、青木先生によると海外産のものには特に注意が必要だという。

「長時間、船に揺られる輸入フルーツには、防カビ剤(OPP、TBZ、イマザリル)が使われています。東京都立衛生研究所が行った動物実験では、これらの防カビ剤には、発がん性、催奇形、環境ホルモン作用があるという結果が出ています」

ヤバ食材4.カット野菜

 買ってすぐに食べられる便利なカット野菜だが、青木先生は危険性を危惧している。

「カット野菜は、製造工程において変色防止・殺菌・消毒のため『次亜塩素酸ナトリウム』がごく微量ですが使われることがあります。この物質は非常に毒性が強く、ネズミでの実験では、体重1kg当たり0・012gで死に至るといわれています。これがヒトの場合、推定致死量は小さじ1杯。このリスクを考えるなら食べすぎには要注意です」

ヤバ食材5.濃縮還元ジュース

「1日分の野菜などと謳われているものが多いですが、1日分の野菜からとれるはずの全栄養素が1本のジュースに含まれているわけではなく、生の野菜同様に栄養を摂取するのは困難です。さらに、原料の野菜はほとんどが輸入品。6分の1ほどの体積に濃縮され冷凍にして輸入したものを、国内で水を加えて戻しているんです。濃縮される時点で食物繊維などの身体にいい成分はほぼ取り除かれていますし、残留農薬なども気になります」(青木先生)