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ー 頼りにしていたYouTubeの収益が…
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ー 父親が「投げ銭」を強要していた場合は“罪”

 クラウドファンディング(以下、クラファン)で487万円の資金調達をして、『ゆたぼんスタディ号』で日本一周企画に挑戦中の少年革命家ゆたぼん。10月25日にアップされた『【緊急報告】日本一周できません』という動画内の発言が波紋を呼んでいる。

「ガソリン代が高く、資金が尽きたことで日本一周が続けられなくなるので投げ銭をしてほしいと視聴者に向けてお願いしたんです。“物乞いとかじゃないです。YouTubeでみんなを楽しませるので、路上パフォーマンスと一緒です”と言っていますが、“未成年の物乞い行為は、児童福祉法違反で逮捕確実では? YouTubeの規約違反では?”といった指摘が相次いでいます」(ネットニュース編集者)

頼りにしていたYouTubeの収益が…

 確かに、YouTubeの規約には「未成年者の心と体を危険にさらすコンテンツを許可していません」という項目がある。今回の動画は運営側に不適切なコンテンツと判断されたのか「SuperThanks(スーパーサンクス)」という、視聴者が配信者に投げ銭を送れる機能が外されている。

「過去にもゆたぼんは、炎上した動画で何度かSuperThanksが外されていたことで、“収益が入ってきていないのではないか”と話題になっていました。彼の日本一周企画のクラファンは、当初380万円が目標だったにも関わらず、100万円以上多い487万円が集まっています。それにも関わらず資金不足になったのは、頼りにしていたYouTubeの収益が一部入ってこなくなったのも要因だと思われます」(同・ネットニュース編集者)

広島の原発についての発言も波紋を呼んだ(本人のYouTubeより)
広島の原発についての発言も波紋を呼んだ(本人のYouTubeより)

 父親の中村幸也氏は、以前にスポーツ紙のインタビューで、「車両価格が約300万円、クラファンの手数料が差し引かれ、返金もあった。実際、旅に使えるのは100万円くらいだった」と語っていたが、当初の目標額から考えて日本一周にかかる費用の見積もりが甘かった感は否めない。

 実は日本一周開始直後にも群馬県などで、決済サービス『PayPay』のQRコードをプリントしたチラシを用意し、行く先々で出会った人に“支援”を募っていたことで、「児童福祉法違反にあたるのでは?」と問題視されていた。

「この件に関してはゆたぼんが動画内で、支援者が善意で行ったことで自分は関わっていないと反論したことで、うやむやになりました。しかし今回は、ゆたぼん本人が“投げ銭をして!”と呼びかけているわけですから、やらせている父親は児童福祉法違反に問われそうですが……」(スポーツ紙記者)