さらに11月21日、今度は元STU48メンバーの佐野遥もツイッターで、《アイドルやってる以上恋愛は絶対隠し通すか恋愛しないことを徹底しないとファンとして応援出来ないと思う》《恋愛が表に出る事のないようにするのは仕事の内》と、踏み込んだ持論を展開。

 グループ内の事情をよく知る現役メンバー、そしてOGの発信に、彼女たちを応援してきたファンも疑心暗鬼になっているのか、ネット上で“恋愛禁止ルール”の存在意義をめぐっての大論争が起きている。

 これに自身のツイートが飛躍して拡散されていることに危機感を覚えたのか、向井地は《言葉足らずで誤解を生んでしまっているので補足させてください》とツイートを投稿。

《改めて運営に確認をとったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚を持って活動することで成り立っている』とのことでした》

実質的な“AKB恋愛解禁”宣言

 “恋愛禁止ルール”を考え直すもなにも、そもそもAKBに“そんなルールは存在しない”との答えを示したのだ。つまりは総監督の立場から、メンバー各々に向けて「恋愛するもしないは自由」ともとれる宣言をしてみせたのだ。

 この答えに照らし合わせると、ルールに首を傾けた鈴木優香を含めて、これまで熱愛や男性関係をキャッチされた後に、追われるようにAKBを脱退したメンバーたちは自らの意思で卒業を選んだということになるがーー、

「やはり“曖昧”なままのような気もしますね」とは、AKBをはじめとした女性アイドルを取材してきた芸能ライター。

「片や、歴代の総選挙でも上位にランクインした人気メンバー。つまりはCDを多く売ったメンバーですが、熱愛が報じられても卒業することなく、何事もなかったかのように居座り続けていたイメージもあります。この差は何なのか(苦笑)。

 そして岡田は現在のAKBを牽引するメンバーの1人で、加えて向井地とは自他ともに認める親友でもあります。そんな経緯と内情を知っているからこそしらけてしまう、チクリとしたいメンバーもいるでしょうし、本気で“推し”に恋してきたファンが納得いかない部分もあるのだと思います」