冒頭の女子学生Aさんが中村容疑者にナンパされたのはちょうど1年ほど前だという。

聞いてもいないのに「医学部、3年、中村優志」

 容疑者は「医学部、3年、中村優志」とAさんが聞いてもいないのにみずから名乗り、連絡先を教えてくれと懇願。

「私が“私、彼氏がいるので”と、すぐ拒否しました。でも何回断っても、“じゃあ、何かあったら相談に乗るから”などと言って、しくこくあとをついてきたのです……。

 挙句には、私の自宅のすぐそばまでついてきて、“連絡先を教えてくれるまでは帰らない”と。それでもう、怖くなってしまって、LINEの交換とTwitterのアカウントを渋々交教えました」(Aさん、以下同)

 容疑者からダイレクトメールが何度かきたが、返信はしなかった。

 容疑者に声をかけられてからひと月後の夕方、Aさんは中村容疑者に遭遇。またしつこくナンパされたため、大学へ相談したという。

「大学側は“1週間ほど間を置いて、また同じようなことがあれば、医学部の学務課へ連絡する”と言ってくれました」

 以降、容疑者による付き纏いはなくなった。だが、Aさんが友人に容疑者のナンパの話をすると“私もしくこく声をかけられた”と答えたという。

「SNSで別の女性による“大学のバス停で声をかけられた”という声もありました。容疑者は相当、ナンパしていて異性関係にだらしなかったんじゃないかな。こんな人が同じ大学にいたと思うと、本当に気持ち悪いです」

『週刊女性PRIME』の取材に、信州大学は“容疑者の処分については今のところ保留”と答えていたが……中村容疑者に医師になる資格はあるのだろうか。