関西ジャニーズJr.出身の『なにわ男子』。テレビ出演時も関西弁のままだ
関西ジャニーズJr.出身の『なにわ男子』。テレビ出演時も関西弁のままだ
【写真】《会いた~~ぴえん~~》なにわ男子・高橋恭平らしき男性のプラぺショットが流出!!

 その時々の気持ちをうまくのせられる表現を探す中で、関西弁をあえて使う楽しさもあるのかもしれない。

「ことばの共通語化が進む中で、いつもとちょっと違う関西弁を使って別のニュアンスを付け加えたり、会話を円滑に進めたりということは日常生活の中でも大いにありうると思います。ある意味では言語文化の豊かさといえるかもしれませんね。一方で、ただおもしろがって使うだけでなく、方言はその土地の文化や生活の中で大事に使われている日常の生きたことばだという意識や敬意も忘れないでほしいなと思います」

 共通語で伝えづらい思いも関西弁ならうまく伝えられるかもしれない。知らんけど。

よく使われる関西弁

「あかん」「おかん」「おとん」「ええ」「 〜してもろて」「知らんけど」「しんどっ」「せやな」「それな」「なんでやねん 」「ほんまに」

「ほんまに(本当に)」のようなコテコテの関西弁から「~しか勝たん」といった流行語的な若者ことばまで、日常で耳にする関西弁は多い。関西の代表的な親族呼称の「おとん(お父さん)」「おかん(お母さん)」は、特に若い世代ほど使う人が多いというデータも。

取材・文/吉信 武

鑓水兼貴(やりみず・かねたか) 国立国語研究所・プロジェクト非常勤研究員。日本語学、社会言語学を主たる専門として、近年は首都圏の若者世代のことばの地域差などについても研究している