澤井「確かに!スタジオ収録と外のロケで向き不向き分かれますからね。ただクロアチア戦の時のPKは、見ているだけなのに手汗が止まらなかったです……(笑)。PKを蹴るときも緊張しないものですか?」

丸山人それぞれだと思いますが、私は全然緊張しなかったですね。小中学生の時に所属していたサッカーチームのメンバーが全員男子だったので鍛えられました。当時はよくPKを止められていましたが、相手が同性なら絶対決められるという自信もつきました! PKのコツとしては、とにかく蹴る直前まで相手のキーパーの重心が動くのを待つんです。遠藤選手がよくやる『コロコロPK』ですね。あの蹴り方をマスターしたら、それから1回も外さないようになったんですよ

ちょっと変わった「家庭内ルール」

澤井「旦那さん(元サッカー日本代表の本並健治)がゴールキーパーだから、PK戦を一緒にみると盛り上がるんじゃないですか?」

丸山「それが本並さんはずっと仕事だったんですよ~。YouTubeなどの生配信や解説で忙しくて、なんだかんだ全試合で仕事していたんじゃないですかね。まあ仕方ないかと思いながら、本並さんが解説している配信を家で見てました。寂しいと思う反面、一緒に見ていたらゴールキーパーとフォワードで意見が分かれて喧嘩していたんだろうなという気持ちもあり……(苦笑)

澤井「旦那さんの配信を観てるところが仲のよさを表してますね!」

丸山「周りからは仲良しと言われることが多いけどどうなんだろう。夫婦で仕事する時も多いですし、それぞれ別な仕事の時も『何時に帰ってくるの?』など連絡は取り合ってるので、お互いのことを考えている時間は長いかも。そのぶん喧嘩もしますよ。

 よくあるパターンですが、私が『ご飯何が良い?』って聞いたら、『なんでもいい』って言われた時とか。そういう時はマネージャーさんに間に入ってもらってます。なんだか申し訳ないなと思いつつも、『旦那に晩御飯なにがいいのか細かく聞いておいて!!』って(笑)

澤井「マネージャーさんも大変だ(笑)。僕も奥さんいますけど、旦那さんと決めている家庭内のルールなんかはありますか?」

丸山「『どちらかが帰宅したらダッシュで迎えに行く』というのはありますね。もともと本並さんとは監督と選手の関係でしたし、当時は監督だった本並さんが笛で号令をかけることで、選手の私が集合していたので、その名残りがあるのかな。逆に、本並さんが私に駆け寄ってくるのをみると、新鮮な気持ちというか、やり返した気持ちにもなります(笑)」

澤井「お互い元サッカー選手ならではの独特すぎるルールですね(笑)。理由がめちゃくちゃ斬新で面白いです(笑)」