残念ながら圏外になった角もち

◆岐阜県産たかやまもち使用 杵つき切餅
前原製粉/500g入り498円(100gあたり99円)

「雑煮向きだが、粉っぽい舌ざわりが惜しい」

◆新潟県産こがねもち100% 杵つき仕立て こがねもち
マルシン食品/750g入り782円(100gあたり104円)

「パックご飯のパック臭のような風味が気になる」

◆国内産水稲もち米100% 低温製法米 生きりもち
アイリスフーズ/1.8kg入り927円(100gあたり51円)

「一番買いやすい価格だが、味も食感もそれなり」

◆宮城県産もち米使用 低温製法米 みやこがねもち
アイリスフーズ/400g入り345円(100gあたり86円)

「食感はもちっとしているが、味や香りの印象が薄い」

◆佐賀県産特別栽培米 ひよくもち使用 ひよく切り餅
前原製粉/650g入り473円(100gあたり72円)

「雑煮に入れると、どろりとしてしまいそうなやわらかさ」

残念ながら下位になった丸もち

◆低温製法米水稲もち米100% 大判まるもち
アイリスフーズ/600g入り586円(100gあたり97円)

「大きくて食べごたえはあるが、もちの味がイマイチで残念」

◆国内産水稲もち米100% サトウのまる餅
サトウ食品/400g入り398円(100gあたり99円)

「パックもちのトップメーカーながら、丸もちは惜しい」

ジャッジしてくれた食のプロは……

林亮平さん○東京・南青山の日本料理店「てのしま」の店主。京都の老舗料亭「菊乃井」で腕を磨き、本店の副料理長も務めた。
石川範子さん○テレビや雑誌などで食まわりの仕事を長年務めているフードプロデューサー。NHK『ガッテン!』の食専門のディレクターを23年務めた。

取材・文/草柳麻子 撮影/齋藤周造