毎日の手帳時間で100万円貯金!

「手帳はマンスリー(月間)型とウイークリー(週間)型の両方が1冊になっているものがいいでしょう。すでに買ってしまっている人は手持ちのものを活用してください。

 基本的にマンスリーには行動予定、ウイークリーにはお金の出入りや気持ち、行動の記録を書いていきます」

 近年デジタル化が進んでいるが、手帳はリアルなアナログがオススメ。

「ペンをつかむことでお金をつかむ実感を得て、散財したときは記録した後、パッとペンを離せばクヨクヨした気分から逃れることができます」

【スケジュール管理をアプリでする人は】
 ウイークリー、デイリーなど表示の切り替えや入力の色分けができ、目標や気持ちを書き込めるコメント欄があるものを利用しよう。手帳は振り返りが大切なので、過去のデータが残るものがベスト。

スマホの手帳でもOK。振り返りのために、過去のデータが残るものを使おう(画像はイメージです)
スマホの手帳でもOK。振り返りのために、過去のデータが残るものを使おう(画像はイメージです)
【写真】手帳セラピスト直伝!お金の貯まる「手帳術」4つのポイントをイラスト付きで解説!

 まずは手帳を開き、内扉に年間の目標を書いてみよう。

手帳セラピストのさとうめぐみさん考案の“理想の手帳”の書き方
手帳セラピストのさとうめぐみさん考案の“理想の手帳”の書き方

「例えば“1年で100万円貯金できる”と書きます。“貯金する”と書くとプレッシャーになり、リバウンドが起こるので“できる”という語尾にします。私も毎年、年間100万円の貯金を目標に手帳をつけていますが、達成できています」

 さらにその目標を月ごとに落とし込んで書いていく。

「お金が貯まらない一番の理由は散財です。散財しないために、メモページに『欲しいものリスト』を書き出しておきます。欲しいものは、必需品ではないので区別して」

 リスト化するときのポイントは、色や形状など具体的に書くこと。合致するものに出合うまでは買わないと決める。

「水筒なら、銀色で容量や重さはこれくらい、と詳細を決めます。妥協して買いそうになったら、妥協して買った水筒がいいか、年末の100万円がいいか、心がワクワクするほうを選んでください」