貯金の最大の敵、散財グセにさよなら

 こういった目標達成への行動を『オレンジ色のペン』で書いておくことも大事。

「目標達成に関わることなら何でも書きましょう。例えば毎日のお弁当作りでも、節約材料で作れば立派な行動。オレンジ色にあふれた手帳を見ることで、目標に向かって着実に努力をしているのがわかります」

 お金の出入りがあれば、そのときの気持ちを書く。

「たとえ散財したとしても、イライラしていたから、急いでいたからなど、理由を書いておけば、自分が散財するタイミングがわかって予防処置がとれるように。

 満足できるお金の使い方ができたときも、書き込むようにしましょう。そうすることで、手帳がお金との関わりのデータ集に」

 どんなに忙しくとも、1分でも手帳時間をつくり、お金と向き合うことで、心が整いお金も貯まる。手帳を使って、金運を上げまくろう!

【お金がぐんぐん貯まる 4つのポイント】

《1》 『欲しいものリスト』をつくる

お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(1/4)『欲しいものリスト』をつくる イラスト/ますみかん
お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(1/4)『欲しいものリスト』をつくる イラスト/ますみかん
【写真】手帳セラピスト直伝!お金の貯まる「手帳術」4つのポイントをイラスト付きで解説!

 手帳のメモページに欲しいもの一覧を書いてリスト化。欲しいものは、日常の必需品とは区別する。色や形状など、具体的に書くことがポイント。妥協せずに、条件に合うものに出合うまでは買わない。

《2》得したことを書き込む

お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(2/4)得したことを書き込む イラスト/ますみかん
お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(2/4)得したことを書き込む イラスト/ますみかん

 クーポン券を使った、欲しかったものを割引価格で買ったなど、得をしたことを手帳に書いておく。過小評価をしている人でも、自分はこれだけ「お金に好かれている」と目に見えて認識ができる。

《3》気持ちを書き出す

お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(3/4)気持ちを書き出す イラスト/ますみかん
お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(3/4)気持ちを書き出す イラスト/ますみかん

 イライラしていた、時間がなくて……など、散財したときの気持ち、逆にお金を使って満足したことなど、お金にまつわる気持ちを書いておこう。自分にとって「いいお金・悪いお金」のデータになる。

《4》『オレンジ色のペン』を使う

お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(4/4)『オレンジ色のペン』を使う イラスト/ますみかん
お金がぐんぐん貯まる「手帳術」4つのポイント(4/4)『オレンジ色のペン』を使う イラスト/ますみかん

 目標達成のために使った時間やお金は、オレンジ色のペンで書く。オレンジはカラーセラピーで「チャレンジする勇気」をくれる色。些細なことでも書き出し、夢へ向かって行動している自分を褒めよう。

教えてくれたのは……

さとうめぐみさん○手帳セラピスト(R)。手帳を用いてスケジュールと心を整え、夢や願いを叶える方法「手帳セラピー(R)」を考案。『幸せおとりよせ手帳2023』ほか、著書多数。https://www.utosa.net

取材・文・イラスト/ますみかん