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ー 損害賠償金を請求される場合も
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ー 「なんでこの程度のことでww」

 大手回転寿司チェーン店『スシロー』で発覚した“いたずら”が、警察を巻き込む大騒動になっている。

 1月29日にネット上で拡散されたのは、店内で若い金髪男性が備え付けの醤油ボトルの注ぎ口を舐める、未使用の湯呑みを舐め回す、そしてレーン上のお寿司に自身の唾を塗りたくる迷惑行為の数々が収められた動画

 これに運営会社の株式会社あきんどスシローは公式HP上にて、“被害”に遭った店舗の特定や消毒をするとした上で、《早急に警察と相談させていただきながら刑事⺠事の両⾯から厳正に対処してまいります。》と報告。

 一連の騒動が知れ渡ると『ロンドンブーツ1号2号』田村淳、『霜降り明星』せいやらがツイッターで苦言を呈し、回転寿司ファンだという上沼恵美子までもがラジオにて「腹たつわ」と怒りをあらわに。『はま寿司』や『くら寿司』も被った“回転寿司テロ”は、今や忌まれるべき最たる行為になりつつある。

 傍若無人な行為に対して『くら寿司』はすでに被害届を提出しており、『スシロー』もこれに続けば金髪男性は罪に問われる可能性もある。

器物損壊罪と偽計業務妨害罪にあたる可能性があります」とは全国紙社会部記者。

損害賠償金を請求される場合も

 なんでも備え付けの醤油ボトルを舐め回したことで、本来使えるべきものが使えなくなったことで器物損壊。また飲食店において衛生、安全面を著しく損ない、またSNSに投稿して広める行為は偽計業務妨害を問われそう。

 器物損壊罪の罰則は懲役3年以下、または30万円以下の罰金。そして偽計業務妨害罪は同じく3年以下、50万円以下の罰則となっている。また、問われるのは罪だけではなさそう。

「回転寿司とな状況が異なりますが、宿泊施設を予約しては無断キャンセルを繰り返した行為に偽計業務妨害が適用されたケースで、損害賠償金として被告は数百万円の支払いを命じられた判決もあります。

『はま寿司』や『スシロー』のケースでも、本来得られるべき収益が迷惑行為によって損なわれた事実を立証できれば損害賠償金が認められる可能性はありそう」(同・社会部記者)

『スシロー』で行為を終えた後に、カメラに向かってドヤ顔でグッドサインをしてみせた金髪男性。果たして、どんな心境でいるのだろうかーー。