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ー 旅の目的を“東海オンエア本人たちに会うこと”に変更
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ー 嵐と東海オンエアのマネージャーが同じ!?

「清須になど行ったら、殺されるであろう……」

 そうため息をついたのは松本潤。1月29日に放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』第4話でのワンシーンだ。

「徳川家康の生涯を描いている作品で、脚本はドラマ『リーガル・ハイ』などを手がけた古沢良太さん。松本さんは主人公の徳川家康役を務めており、さまざまな困難に立ち向かっていく等身大の家康像に注目が集まっています」(テレビ誌ライター)

 松本は撮影に邁進しながら、番組の“顔”として宣伝活動にも余念がない。1月16日と23日には、NHKで放送された『鶴瓶の家族に乾杯』に出演。愛知県岡崎市を訪問した。

『家族に乾杯』は、メインMCの笑福亭鶴瓶さんがさまざまなタレントと日本中を巡る“ぶっつけ本番”の旅番組です。松本さんは“徳川家康ゆかりの人に会いたい!”と、徳川家康が生まれ、拠点にしていた岡崎市を鶴瓶さんとともに巡りました」(同・テレビ誌ライター)

 そのなかで大きな話題になったのが、“ご当地ユーチューバー”として活動する東海オンエアとの突発コラボだった。

旅の目的を“東海オンエア本人たちに会うこと”に変更

東海オンエアは、今年10月に活動10周年を迎えるユーチューバーグループです。その名のとおり、6人のメンバー全員が愛知県出身で、岡崎市を拠点にして活動しています。チャンネル登録者数は約680万人と大人気ですが“東京では暮らさない”と断言。'16年から7年間連続で岡崎観光伝道師にも任命されており、地元愛が強い姿も評価されています」(ネットニュース編集者)

東海オンエアのメンバー。愛知県各地とコラボする企画で10周年を盛り上げている(公式HPより)
東海オンエアのメンバー。愛知県各地とコラボする企画で10周年を盛り上げている(公式HPより)

 番組でも、松本が岡崎市民に声をかけると、次々と東海オンエアのファンに遭遇。

「徳川家康よりもはるかに人気があることに興味を持った松本さんは、旅の目的を“東海オンエア本人たちに会うこと”に変更し、彼らの行きつけのラーメン店に向かったんです」(前出・テレビ誌ライター)

 ラーメン店に東海オンエアの姿はなかったものの、その後、うれしいサプライズが。

「店長はメンバーと交流があり、松本さんの話を聞いて“それじゃあ呼んでみようか”とその場でマネージャーに電話をかけたんです。この粋なはからいにより、東海オンエアが店に駆けつけ、共演が実現したわけです。嵐ファンだったリーダーのてつやさんは松本さんを前にして“ライブにも行っていた”と感動を隠せない様子。後日、ツイッターで《東海オンエアファンのみんなのおかげで生まれた出会いでした。みんな本当にありがとう》と、感謝の気持ちを伝えるほどでした」(同・テレビ誌ライター)

 この展開に、双方のファンは《会えてよかった》と盛り上がったが、その一方で、実はもうひとつの“再会”があったのではないかといわれている。