サインめぐって選手と警察沙汰

 なんでも空港内で出待ちしていたファンにサインを求められた中村選手だったが、ファンを腕で払いのけたことで、「暴力を振るわれた」などと騒ぎ立てられて口論に。仲間内とされる別のファンに警察を呼ばせたことで、選手は交番に連れて行かれるはめに。

 ロッテ球団はポストセブンの取材に対し、当事者同士の話し合いで終えた話とした上で、“被害者”は中村選手だけでなく、他にも同じファンから“恐怖を感じる行為を受けた選手がいた”ことを明かしている。“常習犯”として知られていたからこその中村選手の対応だったのかもしれない。

「強引に押しかけたのは“サイン目的の転売ヤーではないか”との見向きもあります。一部の迷惑行為を野放しにしては、選手だけでなく、一般ファンも怪我をする、またトラブルに巻き込まれる可能性もあるだけに、ファンサービスを中止にした球団の判断は至極当然とも言えます。

 そのような騒動を選手も見聞きしていますし、疑心暗鬼になりながらサインに応じている状況でもあります。あくまでも善意のサービスであることを、今一度ファンも理解してもらってキャンプ見学を楽しんでほしいですね」

 転売されたサインを買わないこともファンの務めなのだろう。