朔ちゃんの事件後に設置された張り紙。もともとの看板は文字が禿げていて注意喚起の役割を果たしていなかった
朔ちゃんの事件後に設置された張り紙。もともとの看板は文字が禿げていて注意喚起の役割を果たしていなかった
【写真】取材で現地に立ってわかった、危険すぎる河川敷の事故現場周辺

《ここから さき きけん》の看板があるものの、前出の男性は、

「これは事故後に新しく張られたもの。古いものは文字がはげていて子どもが危険を認識できる看板ではなかった。この付近の河川敷は子どもが死んで当たり前ぐらい危険な場所だと思ってほしい」

 と話す。消防の活動に加わっていた男性も、

2022年にも7歳児が行方不明に

「江戸川沿いは柵などがないから子どもが入ってしまって危険な箇所が多い。昨年も7歳の女の子が行方不明になったと思ったら川に入って溺死していた。同じことが繰り返されたのが悔やまれます」

 と無念をにじませる。

 2022年、松戸市の小学1年の女児が9月23日に自宅を出たまま行方不明になり、誘拐かと世間を騒がす出来事があったが、

「千葉県警は120人態勢で捜索しましたが、女児は見つからないまま1週間以上が過ぎた10月4日、江戸川の下流に浮いている女児の遺体を発見。調べたところ、事件性はなくなんらかの形で川に入ってしまい溺れたと見られています」(前出の消防関係者)

 緩やかに流れているように見える川でも、一瞬で子どもをのみ込んでしまう。親は心しておきたい。