目次
Page 1
ー 「私室部分の機能も一部残す」との公式発表
Page 2
ー 両親と姉妹の溝は埋まらず
Page 3
ー いつ結婚発表があってもおかしくない

 東京・港区にある赤坂御用地の一角――地上2階、地下1階の鉄筋コンクリート造りの建物が、昨年9月に改修を終えた秋篠宮家の“新居”だ。

 工事中に仮住まいされた『御仮寓所(ごかぐうしょ)』から、それぞれの荷物を運び出し、新生活をスタートされたご一家。しかし、そこに次女・佳子さまのお姿はないという。

「私室部分の機能も一部残す」との公式発表

 一連のお引っ越しについて、ある皇室担当記者が振り返る。

「ご一家が御仮寓所に住まわれていたのは、'19年2月からの約4年間。約9億8千万円をかけて新築された御仮寓所は、鉄筋コンクリートの3階建てです。延べ床面積は1400平米で“仮住まい期間後は、事務所と収蔵庫として使われる”と公表されていました」

 この建物が広く知れ渡ったのは‘21年10月。長女の眞子さんが結婚当日、佳子さまと“別れのハグ”をされたのが、御仮寓所の玄関だった。

「一方、新居となる秋篠宮邸の『本邸』は、'20年3月から2年半をかけて、大規模な改修工事が行われました。令和へのお代替わりに伴い『皇嗣(こうし)』となった秋篠宮さまのご公務や、秋篠宮家に仕える職員数が増えることを受けての増築です。延べ面積はそれまでの約2倍にあたる2972平米、総工費は約30億円にも及びました」(同・皇室担当記者)

 改修を終えて間もない昨年11月、宮内庁は「御仮寓所に私室部分の機能も一部残す」と公表。突然の方針変更にもかかわらず、その理由は説明されなかった。

 その後、着々と荷物の搬出を進められる秋篠宮ご夫妻と悠仁さまに対し、佳子さまの引っ越し作業がなかなか進まないことから、「佳子さまのみが御仮寓所に残り、ひとり暮らしされる」と、繰り返し報じられるように。

「秋篠宮ご夫妻や悠仁さまと別々に暮らすとなれば、警備費や光熱費なども余分にかかるため、“税金のムダ遣いでは”と、世間からの視線は冷ややかでした。とはいえ、“公務でお忙しくて、引っ越し作業が遅滞するのも無理はない”との声も上がり、親子の別居報道の真偽は闇に包まれていたのです」(皇室ジャーナリスト)