萌えキュン編

(25)チームでは“クソガキ”

 試合中は真剣そのもので気迫を見せる翔平だが、チーム内では“愛されキャラ”だったそう。

「日本ハム時代は、先輩選手にふざけてタメ口をきいたり、イジることもありました。先輩たちはそんな大谷選手を可愛がっていて、親しみを込めて“クソガキ”と呼ぶこともあるそうです」(球団関係者)

(26)“ヒマワリの種”好き

 メジャーリーガーはベンチでヒマワリの種を食べることが多いが、翔平も例に漏れず大好物。

「あるとき、大谷選手が口いっぱいにヒマワリの種を頬張り、頬を膨らませている姿がテレビカメラに捉えられました。ファンの間では“大谷翔平、ハムスター、もしくはリス説”がささやかれました。殻をベンチ下に吐き出す選手がほとんどですが、大谷選手は吐き出さずきちんと捨てていたため、そのマナーの良さも評価されています」(前出・スポーツ紙記者)

(27)クセあり“アダ名”

 '22年にエンゼルスに加入したタイラー・ウェイド選手に翔平がつけたアダ名は『Ikemen』。一方で翔平自身は、日本ハム時代に監督から『ドンちゃん』というアダ名をつけられている。由来は“鈍感”で、怒られてもケロッとしていたり、食後の囲み取材で顔に食べカスをつけたまま登場したことから。

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(28)“出身”は水沢リトル

 高校野球の名門校で実績をあげ、スターダムを駆け上がった翔平。

「日本ハムに入団したとき、普通は出身高校名を言うところを、花巻東高校ではなく“僕の野球の原点は水沢リトルです”と、小学生のころに通っていたリトルリーグの名前を出したそうです。水沢リトルの監督は、それを聞いてうれしさで号泣したといいます。今でも翔平くんは毎年お正月に、監督に挨拶のLINEをするそうですよ」(高校の同級生)

(29)メジャー初ホームランで“おねだり”

 '18年4月にメジャー初ホームランを打った際、愛くるしい“珍事件”が。

メジャーリーグには、“サイレントトリートメント”という慣習があります。通常なら、ホームランを打ったメンバーにはすぐ全員が駆け寄り祝福するところを、チームの新人が初めて打ったときはあえて“無視”。時間を置いてから突然、全員で駆け寄って祝福するという“お約束”があるんです。でも、大谷選手は近くにいる選手に飛びつき、褒めるよう“おねだり”したんです。メンバーもこれには観念したのか、全員が大谷選手に駆け寄り、抱き合っていました(笑)」(前出・スポーツ紙記者)

(30)イチローに逃げられる

 '18年5月、試合前に翔平がキャッチボール中のイチローに挨拶に行くと、イチローがふざけて、まさかの逃走。翔平はすぐにダッシュで追いかけ、無事握手に成功した。


参考文献/『輝け甲子園の星』、『週刊朝日臨時増刊号』、『集英社オンライン』、『週刊現代』、『週刊文春』、『プレジデントオンライン』、『Hanako』、『別冊カドカワ』