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ー イケオジ芸人TOP10、内村光良や松本人志がランクイン
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ー 4位以降も豪華MC陣が名を連ねる結果に

 群雄割拠のお笑い界。若手の新星が次々登場しては、バラエティー番組を賑わせる。ブレイクしようとみな躍起だが、それをものともしないのが40〜50代のベテラン芸人たちだ。若手に負けじと身体を張って笑いを取ったかと思えば、MCやコメンテーターもマルチにこなす。年齢を重ねてもなお、最前線で活躍する姿はまさに“イケオジ”!

 そこで今回、30〜59歳の女性1000人にアンケートを実施。“イケオジだと思う芸人”とその理由を聞いた。あなたの好きな芸人は何位?

イケオジ芸人TOP10、内村光良や松本人志がランクイン

 イケオジ芸人ランキング、1位に輝いたのは、内村光良(ウッチャンナンチャン・58)。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『スクール革命!』(日本テレビ系)など多数のレギュラー番組でMCを務め、『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』(NHK)では、還暦間近の今も新作コントに挑戦し続ける。

 アンケートでは、「何事にも前向きで新しいことにチャレンジしている」(神奈川県・55歳)「面白いし若手を大切にしている感じがいい。芸能界に長くいるのに偉ぶっていない」(北海道・48歳)など、人柄を評価する声が多く集まった。

 イケメン評論家の沖直実さんは、「令和の今、ただビジュアルがいいだけでは、イケオジとは認められません」と言う。

「大事なのは内面的な魅力で“イケてるメンタル”。そういう意味で内村さんの1位は納得です。どんな共演者に対しても優しく、若手芸人を面白くさせようとする気遣いが常にあります。ガンバレルーヤのお二人が、内村さんのことを『東京のお父さん』と言っていることからも、年齢・性別問わず、慕われるお人柄なんだなと思います」

 NHK紅白歌合戦で4年連続総合司会を務めた実績はだてじゃない。

 2位には松本人志(ダウンタウン・59)がランクイン。「若いころよりイメージアップしている」(滋賀県・55歳)「年を重ねて魅力的になった」(山梨県・58歳)など昔と比べて印象が良くなったという声の一方で、圧倒的に多かったのは「身体を鍛えている」という意見。「もうすぐ還暦とは思えないほど肉体が美しい」(東京都・49歳)「肉体美を意識しているところがカッコいい」(大阪府・38歳)と、スタイルを支持する声が多かった。

「すでに天下を取った芸人なのに、まだストイックに自分を磨き続けている点がこの順位にランクインした理由でしょう。外見も内面も妥協せずに高めているのは、さすが松本さんですね」(沖さん)

 続く3位は有吉弘行(49)。この春にはキー局すべてで冠番組制覇というテレビ史上初の快挙を達成し、“令和のテレビ王”として話題に。「頂点まで上り詰めても媚びずにトップで仕事をしている姿はカッコいい」(長野県・44歳)「結婚してから毒と優しさの配分がよくなった」(和歌山県・45歳)「あらゆる世代の人とうまく話ができる」(新潟県・33歳)など、バランス力を評価する声が目立った。

「有吉さんは若手がどんなムチャをしても必ず面白くしてくれる絶対的な安心感があります。毒も吐くけど、そこに愛があることは、視聴者もわかってますから」(沖さん)

 トップ3は家庭を大事にしているという共通点もあり、それもイケオジ度を高めているとか。

「内村さんは番組でよくお子さんの話をされていますし、松本さんも子煩悩であることがほかの芸人さんから暴露されています。有吉さんも結婚時には夫婦そろって番組に出演し話題になりました。ひと昔前は、芸人は家庭の話はタブーなどといわれていましたが、今はむしろ話したほうがイケてると思われる時代なんです」(沖さん)