≪僕はKing&Princeとして海外に進出することが、僕自身とジャニーさん、応援してくださっているファンの皆さまの大切な夢の一つでした。その夢を追い続けるために活動してきましたが、活動していく中で、海外進出のことだけでなく、活動方針の考えが変わっていきました≫

≪自分勝手な考えではあるのですが、これから先、メンバーがこの先1人でも退所するという話が出た時、自分も退所させていただくということを勝手ながら、自分の中で決めていました≫

「一生ジャニーズで居続ける」の嘘

「後者の内容をそのまま受け取ると、“King&Princeが5人でいられないのであれば、グループ活動はできない”ということでしょう。しかし平野さんは、7月10日に更新したインスタグラムのストーリーズで、自身らのことを≪二人組≫と言っており、2人は今後デュオとして活動を行うとみられる。

 一部で神宮寺さんの退所理由は『グループ活動はもうしない』という意思表明のように受け取られている節があり、神宮寺さんの退所理由に矛盾が生じていると指摘されています。結局のところ神宮寺さんは、5人では活動できないけど、平野さんとだったら一緒に活動するという考えだったわけで、King&Princeのファン=ティアラの中にはショックを受ける人もいるみたいです」(前・同)

 一方、平野は退所発表時に、誰よりも「海外進出」への思いを訴えていただけに、ファンは海外の事務所に所属し、華々しい世界デビューをするのではと期待していたというが、「結局、古巣の先輩である滝沢氏のTOBEに合流、しかも現時点ではまだ海外への挑戦について具体的なプランを何も口にしていないとあって、ガッカリする者は少なくない。今後の展開によっては、平野の退所理由も“嘘”と言われてしまうのでは」(前・同)

 さらに、14日の配信で合流が発表されるとみられるのIMPACTorsの面々も、ファンに対し、すでに大きな“嘘”を吐いてしまったという。

「IMPACTorsは昨年8月、ジャニーズJr.恒例の夏の公演『SUMMER PARADISE 2022』に出演したのですが、その際、リーダーの影山拓也さんが、“何があっても一生ジャニーズで居続ける”と宣言していたんです。しかし、グループの生みの親である滝沢氏が電撃退社した後、昨年の12月下旬には『週刊文春』が全員の退所をスクープ。今年1月には、ジャニーズアイランド社長・井ノ原快彦さんが『デイリー新潮』の独占インタビューで、≪12月中旬にNHKの音楽番組『ザ少年倶楽部』に出演する彼らの楽屋に仕事の提案をしに行った際に、突然、向こうから切り出されました≫と、報道を認めました。

 ファンは『文春』の報道当時、影山さんの“一生ジャニーズ”宣言を信じると声を上げていただけに、井ノ原さんが認めたことで、大きなショックを受けていましたね。やはりファンとしては、7人で活動を継続することのほうが重要なのか、いまはもうTOBE入りに前向きな様子を見せているようですが、問題はTOBEに不信感を抱くその他のジャニーズファン。彼らのTOBE所属が正式発表された場合、影山さんの過去の宣言が蒸し返され、批判の的になってしまうのでは……。TOBEを巡ってすでにいくつもの矛盾点が指摘され、『嘘ばっかり』との声が上がるのも仕方ない状況だと思います」(エンタメライター)

 盛り上がりを見せる一方で、批判も多いTOBE。果たして彼らは今後どんな活動を展開していくのか――注目していきたい。