舞台を見にきたファンが席を夫人に奪われ……

 かなりジャニーズと親交があるというデヴィ夫人だが、実際どれほどの関係性があるのだろうか?

 デヴィ夫人は、2019年7月9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血でジャニー氏が死去した翌日にTwitterを更新。昔から友人関係があり、贈り物を送り合う仲だったジャニー氏を追悼している。

《ジャニーさん 覚悟をしていたとはいえ お亡くなりになったと聞いて悲しみでいっぱいです。帝劇 、新橋演舞場 、東京ドームなど ジャニーズの公演にはいつもお招き頂き その上ご馳走にもなって お礼の申し様もありませんでした。大きな 大きな星が消えたようです…》

 投稿によれば、ジャニーズの公演があるたびに呼ばれていたようで、実際に観劇レポートを自身の公式ブログで定期的にアップしている。

 しかしジャニー氏と深いかかわりを持つあまり、いきすぎた忖度がなされることも……。

「2012年11月に開催された舞台『JOHNNYS’ World -ジャニーズ・ワールド‐』で、公演前に運営サイドから座席の変更を打診されたあるファンが、公演の前日に突然、『やはり今回は替わりの席が用意できなかった』と連絡を受けたそう。それが当日、デヴィ夫人がその席に座っていたことが判明し話題になったことがTwitterで拡散されたことがあった(一部メディアの取材にジャニーズは「事実はない」と否定)。競争倍率も高いライブで見事当選を勝ち取ったにもかかわらず、直前で一方的なキャンセルを突きつけられたファンにとってはたまったものではない」(ウェブメディア編集者)

 また2014年5月27日には、A.B.C-Zの主演舞台『ABC座2014 ジャニーズ伝説』はデヴィ夫人が海外の友人と観劇するということで、公演の内容が“デヴィ夫人仕様”に急遽変更されたことも。告知もなく内容を変えられたことに対し、ファンは憤りを感じたという話もある。

報道によれば、オープニングで外国人ダンサーが登場して『今日はスペシャルバージョンです』と、急遽告知があったといいます。1幕と2幕の内容がごっちゃになり、そのことで時間配分が乱れたのかセリフが早口になったり、出演者の衣装着替えが間に合わないハプニングも起きたようです」(同・ウェブメディア編集者)

 ちなみに、デヴィ夫人はこの日の観劇についてブログで大満足だった様子を綴っている。

《 鍛え訓練した シャープなアクションに  ほれぼれしました。〇〇(友人の名前)も アクロバティックな彼らを「WONDERFUL  BEAUTIFUL 」と 何度も褒め 感嘆のため息をついていました》

 ジャニーズへの肩入れが少なからずあるようにうかがえるデヴィ夫人。ジャニー氏の性加害の問題で所属タレントの仕事にも影響が出始めている昨今だが、今後の展開に注目が集まる。