「あのころはバカだった……」

間宮さんが独断で誓約書を交わしたのは、間宮さんなりに事務所を守ろうとした結果なんですよ。“事件が明るみに出たら、いつも頑張って仕事を取ってきてくれるマネージャー、現場スタッフ、共演者、みんなに迷惑がかかる”という思いが強かったと振り返っていました。冷静に考えれば事務所には伝えるべきでしたが、まだ20代前半だった間宮さんは、その選択が最善だと考えてしまったのでしょう」

 結果として、示談でトラブルは解決し、今ではお茶の間の人気者となった。しかし、間宮は現在も後悔の念に苛まれているという。

10年近くたった今でも当時のことは細かく覚えており、“あのころはバカだった……”と、後悔しています。今は、メインキャストを任されるようになったこともあり、言動には注意しているそうです

 そうして射止めたのが『真夏のシンデレラ』主演の座だ。

「『ナンバMG5』のときに関わったスタッフが、“間宮さんを月9の主役にしたい”と働きかけて実現したのが『真夏のシンデレラ』。本人も期待に応えようと、気合十分で撮影に臨んでいます」

 間宮はかねてから仲間に、

「もっと人気になって、お世話になったスタッフさんの作品にちょっとした役で出て、“自分なら間宮をこんなに小さい役でも使えるんだ”とみんなが自慢できるような俳優になりたい」

 という夢を語っているという。一度過ちを犯した間宮だが、今は“夢”を叶えるため、演技の世界で邁進するほかないだろう。