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ー 監視下に置いといた方が良かったかも
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ー 近くに“M”がいないことを知った猿之助

 歌舞伎俳優の市川猿之助(喜熨斗孝彦)被告が保釈された。東京地裁が保釈を認めた7月31日に保釈保証金500万円を即日納付すると、夜8時半ごろに警視庁原宿署から姿を見せたのだった。

 さながら芝居の一場面だった。待ち構えた報道陣に歩み寄り、まるで“にらみ”を効かせるように見据えては約6秒間頭を下げた猿之助。顔を上げると一瞬、どこか“やり切った”感のある表情を見せると、声を発することなく迎えの車に乗り込んだ。

 父親の市川段四郎さんと母親の延子さんに対する自殺ほう助の罪で逮捕、起訴されている猿之助。“一家心中”事件発覚から74日経って見せた姿からは、伸び切った髪の毛の印象もあってか、今なお憔悴している様がが伺えた。

 今回の保釈決定に不服として検察側が準抗告するも、これを退いた東京地裁。今後は9月ごろに初公判が開かれ、年内までには執行猶予付きの判決が言い渡されると見られる猿之助。

 ところが、自身のパワハラ・セクハラ疑惑が報じられたことで前代未聞の“心中事件”を起こし、自死も図っているだけに、保釈された彼の姿に、

監視下に置いといた方が良かったかも

《自分の不祥事がきっかけで家族3人で次の世界へって行動に移すくらいだから 後追いでも行動しそう 保釈しないで監視下に置いといた方が良かったかもよ》

《保釈か、大丈夫なんかね。常に誰か一緒に居てあげんと、危ない気もするが》

 ネット上では、保釈されたことで“後追いするのでは”との心配する声が上がっている。猿之助のメンタルをケアする、また心の拠り所になる人物はいるのだろうかーー。

「自死を意した最後の時に、《愛するM 次の世で会おうね たかひこ》との書き置きを認めたという猿之助。両親を亡くしてひとり生き残った今、本来ならば、すべての遺産を相続させようとした恋人の存在が“生きる希望”になるはずだったのかもしれません」

 歌舞伎界に精通する芸能リポーターが言う《愛するM》とは、猿之助のマネージャー兼俳優の男性。彼のものとされるSNSでは猿之助との親しげなツーショットも多く投稿していた、公私にわたる“恋人”とされた男性だ。