小学校の卒業文集に浜崎憲孝さんが書いた作文。《朝早く眠かった》などの記載は、はまじらしい(浜崎さんのブログより)
小学校の卒業文集に浜崎憲孝さんが書いた作文。《朝早く眠かった》などの記載は、はまじらしい(浜崎さんのブログより)
【写真】アニメの“はまじ”まんまだった、実在モデルの浜崎憲孝さん

「高校も中退してしまったけど、その後は通信制の高校に入り直して、高校の卒業資格を取得していたんです。“中卒ではなかなか仕事も見つからないから、しっかりしなくちゃ”と思っていたようでした。ウチの近くに来ると、わざわざ寄って“元気か!?”って声をかけてくれていました。大好きだったお酒を飲んで顔を真っ赤にしてね(笑)。“もう、はまじはバカなんだから!”って思うこともあったけど憎めない、みんなに愛されている人でした」(同・同級生の女性、以下同)

実在するキャラクターは同級生で5人だけ

 東京で漫才師になる夢を諦め地元・静岡へと戻ってからは、トラックやタクシーの運転手などの仕事を経て、ここ数年は主に電子書籍の販売などによる作家活動で生計を立てていた。

「『ちびまる子ちゃん』で、実在する同姓同名のキャラクターは同級生で5人だけ。ただ、はまじだけは、アニメ化するときにさくらさんから許諾の連絡がなかったようで、後々さくらさんから謝罪があったと聞いています。お詫びとして、さくらさんから色紙が届いたそうですが、はまじは“オレが持っていても意味がないから”と『ちびまる子ちゃんランド』に寄付していました。さくらさんとの思い出を、ファンのみんなに届けたいと思ったんでしょうね。はまじの遺骨は弟さんが、静岡市内の墓地に埋葬されたと人づてに聞きました」

 まだ50代という若さで急逝したさくらさんと浜崎さん。天国で再会し、

「はまじ、来るのが早いよぉ」

「なんだよ、さくらこそ早すぎたじゃねぇか」

 なんて会話をしているかも……。

『ちびまる子ちゃん』の舞台であった3年4組を飛び出したふたりの物語は、天国へと続く――。