目次
Page 1
ー ジブリやスラムダンクも“トレパク”か
Page 2
ー 絶対に「盗作」を認めない理由
Page 3
ー 手塚氏の作品にAIイラストの特有現象

《手塚治虫の名前に泥を塗りたいのか? 勝手にAIイラストを生成してupして、何をしたいのかさっぱり分からない 手塚先生を尊敬していたのに、本当に残念》

《婿入りしたのかわからんけどわざわざ手塚姓を継いでるならそれに泥を塗るようなことはせんでほしい、せめてやるなら元の名義でやってくれ》

《手塚憲一って絵師が炎上してると目にしたんだけど、手塚るみ子さんの旦那の桐木憲一って人か。前から手塚姓名乗ってたっけ?

 “手塚憲一”の名前で漫画家・イラストレーターとして活動する桐木憲一氏が炎上騒動に見舞われている。憲一氏が、手塚治虫さんの長女で、手塚プロダクション取締役を務めるるみ子氏と結婚したのが2017年。以降は治虫さんの娘婿として、手塚性を名乗っている。

 そんな偉大な漫画家を義父に持つ憲一氏が、ファンから怒りを買ってしまったわけーー。

「自身のSNSに“ファンアート”として、人気作品の二次創作イラストを投稿していたのですが、一部作品の構図などが原作のワンシーンや写真と酷似している。つまりは元絵をトレースしたもの、“トレパク”疑惑を指摘されたのです。

 例の如く、ネットでは憲一氏の過去作品を検証する“特定班”が動き出し、それらの指摘を受けると該当作品を次々と削除。しまいにはSNSのヘッダーとアイコンもなぜか変更し、逃げるようにインスタグラムを非公開としたのです」

ジブリやスラムダンクも“トレパク”か

 炎上騒動に詳しいITライターによると、ネット上で疑われた作品の中には、ジブリアニメ『風の谷のナウシカ』や大友克洋氏の『AKIRA』、『おおきく振りかぶって』、『チェンソーマン』などの人気漫画、そして大ヒットを記録したアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』も入っているという。

 いずれも熱心なファンが多い作品であると同時に、憲一氏の対応も相まって炎上騒動として燃え広がったようだ。