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ー 山川が自慢だった祖父は

 今年5月11日、『週刊文春』により不倫が報じられた、埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(31)。山川は昨年11月に東京都港区のホテルにて、知人女性の衣類を無理矢理脱がし出血するほど陰部を強く触るなどし、強制性交の疑いが持たれていた。その後、5月23日に書類送検されたが、8月29日東京地検は山川を不起訴処分としていたことが分かった。

山川が自慢だった祖父は

 SNSでは、

「西武、主力選手抜けてピンチだから早く一軍復帰して」

「腕は一流かもしれないけど不祥事起こすなら一生一軍に戻ってこないで」

 など、早くもさまざまな意見が飛び交っている。

 現在は球団施設で行われる3軍練習に励んでおり、しかし、復帰のタイミングも見えないなか、若手選手に声をかけながら地道に練習に取り組んでいるという。栄光から一転。実戦から離れて約3カ月半が経つが、その暗い影は沖縄離島・久米島に住む祖父にも落とされているという──。

 自宅に山川のサインやユニホームを飾り、彼が活躍するたびに自分のことのように喜んでいた、と地元の新聞社に伝えられたこともある祖父。今年の春には孫の山川から“祖父母孝行”としてプレゼントした大型テレビで観戦し、侍ジャパンがWBCで優勝をすると、

《全員で勝利をつかみ取ることができて良かった。優勝おめでとうと伝えたい》
《スタメンで出てほしい気持ちもあったが、準決勝のメキシコ戦に代打で出場し、犠牲フライを打った。勝利に貢献できたのがとても良かった》(琉球新報)

 と、その活躍を称えていた。しかし、事件を受けて意気消沈しているようだ。周辺に住む住民に話を聞くと、

「祖父は沖縄(久米島)出身で在住。山川選手がプロ入りし注目されたり、WBCに出場する際は周りに『うちの孫は凄い頑張っているんだよ』と嬉しそうに孫の自慢話をしていましたよ。しかし、騒動をきっかけに一変。事件が事件だっただけに、かなり落ち込んでしまったようで、すっかり外に姿を現さなくなってしまいました。ご高齢なので心配しています」(久米島の住民)

 一方で、気になるのは本件の“一番の被害者”でもある妻との関係だ。意外にも、現時点で別居・離婚という話は出ていないそうで、

「山川夫人は同じ大学の一年先輩でソフトボール部出身。山川選手にとっては一番の味方で、今回のトラブルでも山川の言い分を信じていると報道されていました。不倫に関しては許していないようですが、別れる決断は現段階ではしていない様子だとも」(プロ野球関係者)

 家族のためにも、今こそ立ち上がるときなのかもしれない。