“2度目の裏切り”

 いま、ネット上では記事についてさまざまな意見が交わされている。事務所が否定のコメントを出したからといって皆がそれを受けいれたわけではない、そんな反応も多くみてとれる。

真偽はともかく、記事が出てしまったことで木村さんはダメージを負ってしまっている

 そう語るのはアイドル雑誌編集者。

「近年の木村さんはネットで叩かれがちとの風潮がありますが、その流れを作ってしまったのが“SMAP解散騒動”。長年連れ添った女性マネージャーであるIさんとメンバー5人でジャニーズを独立するはずだったのに、木村さんが翻意したことでメンバーに亀裂が走った。そのことがきっかけで解散する方向になったことから、木村さんは当時、大バッシングを受けました。有名な『SMAP×SMAP』の“公開謝罪”では彼とそれ以外の4人できっぱりと別れる構図をみせましたよね。

 今回の2度目となる独立にまつわる報道は1度目と同じく『文春』が出していて、家族に相談していたくだりなど、木村さんの行動パターンも似通っているところも。SMAPのその後を鑑みるに、記事を信じる人も少なくないでしょう。

 現に、記事がネットニュース化した際、“なんで(社名を)変えるんだよ!”の発言についても、“言っていてもおかしくないと思う。(木村の)インスタ投稿をみているとあまりにも被害者意識に欠けるから”といった旨のコメントがあり、多くの“共感”ボタンが押されています。すでに痛手を負ってしまっている」(同・アイドル雑誌編集者)

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『show must go on』──「始まったものは最後までやり遂げなければならない」という意味の、ジャニー喜多川氏が大事にしている言葉だ。前の会見後に木村はこの言葉をインスタグラムで投稿し、「被害者に配慮がない」「空気がまったく読めていない」などと大バッシングを受けてひっそりと削除している。そのことについてコメントを出すことはなかった。

 直近の木村の仕事ぶりはどうだろうか。今年の1月に公開された映画『レジェンド&バタフライ』は総製作費20億円ともいわれたが、興行収入は20億円台半ばで決して成功を収めたとはいえない。4月に放送されたドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)は全11話の平均視聴率9.8%と二桁を割った。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は独立問題に揺れる木村の今後についてこう解説する。

「全盛期の木村さんは引く手あまたでしたが、ここ数年映画やドラマに関していえば、ジャニーズ事務所が彼をプッシュしていた部分も大きかったかと思います。新しいエージェント会社は、これまでほど強く自社タレントを“押し出す”ことができないでしょう。当然、監視の目も強いですから。独立するならなおさら大変でしょう。今後、“ギャラも高いキムタクじゃなくてもいいんじゃない?”となってしまうのか、それとも実力でオファーを勝ち取ることができるのか。真価が問われるでしょう」

 ジャニーズという冠が外れる。木村はどこへ──。