たぶんご主人の不貞を知ってしまったんだと思う
斎藤容疑者が妻とともに鎌ヶ谷市の一戸建てに引っ越してきたのはおよそ15年前。冒頭の近所の住民によると、
「容疑者は初婚だが、奥さんは再婚で、前夫との間には息子が1人いた」
容疑者は当初、横浜の石材会社に勤務。その後、足立区の葬儀社を経て、10年前に独立したという。性格はきついようで、クレーマーとして有名だった。
「うちのお客さんが車を道路にちょっと停めただけで、“車がうちの敷地にかかってる!”とか怒鳴られたことがあるよ。“町内会に入ってない家はゴミ出しするな!”とか言われてる人もいて、とにかくキレやすい。奥さんのほうは“いいんですよ。すみませんね”と夫を裏でフォローするタイプ。美人で朗らか、優しい人だよ」(別の近隣住民)
容疑者と妻の関係に異変が起きたのは、去年の夏ごろ。
「容疑者がほとんど家に帰ってこなくなった。見かけるのは週に1回程度でしたね。お庭の花を育てるのが夫婦の趣味だったんですが、そのころから庭が草ボウボウになって……。奥さんが病気かと思うほど顔色が悪く、げっそりしてしまった。たぶんご主人の不貞を知ってしまったんだと思う」(同・住民)
一方、青木容疑者は、50年以上前から練馬区の一戸建てに居住。