故郷は南国・宮崎─。

 公職選挙法違反(買収)の疑いで6月18日に逮捕された参議院議員・河井案里容疑者(広島選挙区)の少女時代を知る地元の男性は、

「悪知恵を働かせるような子ではなかった。政治家になるためには、きれいごとだけではすまんのだろうか」

 と、ため息まじりに話す。

相当おとなしい子だった

 昨年7月の参院選で票の取りまとめや投票を頼む目的で現金を配ったとして、夫で前法相の克行容疑者(57=衆議院広島3区)とともに司直の手に落ちた。買収対象は地元県議や首長ら94人にのぼり、計約2570万円を提供していたというからあきれる。

「なんとしても妻を初当選させたかった克行容疑者が主犯格とみられるが、案里容疑者もうち5人に対する計170万円分で共謀した疑い。夫婦で雲隠れしていたホテルの部屋に検察官が踏み込んだとき、乱暴なやり方に激怒した案里容疑者は“調べたければどうぞ”と服を脱いで全裸になり、生理中のナプキンまで投げつけたそうだ」

 と全国紙社会部記者。

 案里容疑者は容疑を否認しており、克行容疑者は現金提供を認めつつも「買収目的ではない」などと否認しているという。

 冒頭の地元男性は、案里容疑者のこうした鼻っ柱の強いエピソードが信じられない。

「だって、相当おとなしい女の子だったから」(同)

 宮崎県延岡市で建築家の父親と声楽家の母親の次女として生まれた。黒々とした毛髪量と眉毛の太さから、祖母は西郷隆盛を連想したそうだ。

 4歳のとき、国立大学の付属幼稚園に入学。自宅も宮崎市内に転居した。

おどけたポーズで写真に写る、幼少期の案里容疑者(公式HPより)

 このころは、

《将来パンダちゃんになろうとマジで決意していた。それが無理ならうさぎでもよかった》(案里容疑者の公式ホームページより、以下同)

 と、かわいらしい発想も。

 付属小、付属中と進学するに従い、控えめな性格が形成されていったようだ。