最後に手前みその話題を。実は『週刊女性』バックナンバーの中にも高値買い取りが期待できるものがある。

「週刊誌を保管する人は少ないため、希少価値が高くなりやすいのです。特に創刊号やスクープが掲載された号は後年、高値がつきやすいです」

『週刊女性』の場合、三浦春馬さんらが表紙だった2010年2月2日号の現在の価格はフリマサイトで驚きの8700円! ファン垂涎(すいぜん)の“お宝”は資産価値も生むのだ。

中古買取業者に聞く、値上がりが期待できる注目なモノ!

高級腕時計

 ロレックスは全体的に流通数が少ないため、供給数よりも需要のほうが高く、価値が下がりにくい傾向。デイトナなどは特に人気で高額になっている。

喜平チェーン

 金やプラチナのネックレス。純度が高ければ高いほど価値は高まる。一般的なデザインジュエリーと比べると製造コストが低いのもポイント。

ブランドバッグ

 エルメスのバーキンは誕生してから一度も価格が下がっていないといわれている。資産価値は年平均14.2%ほど上昇しているとの調査結果も。

ウイスキー

 市場での流通が少ないおは高価買取の可能性が高い。海外での人気が高いサントリーのシングルモルトウイスキー山崎の限定品などは要チェック。

ハイブランドの包装

 メルカリでは大・中・小の3サイズ一組で2000~3000円程度になることも。紙自体が高騰しているため、まとまった量があれば緩衝材がわりに業者が引き取ってくれる場合も。

ゲーム機器本体とソフト

 ゲームボーイの価格が3倍になるなど、近年特にレトロゲームが人気。海外でも人気の日本のゲームは将来でも価値が下がらない可能性は高い。

レトロ人形

 初代リカちゃんは1体で数万円以上になる場合も。出荷数が少ない人形は希少価値が高く、限定品やサブキャラの人形が狙い目な場合も。

プラモデル

 再びブームとなっているプラモデル。数十年前と比べ、タミヤの車やバイクのプラモの新作は価格が3倍ほどになっているものも。今後も値上がる可能性あり。

トレーディングカード

 海外での人気も高く、市場規模はまだまだ拡大傾向。「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」「デュエル・マスターズTCG」などコレクターは多く、資産価値がある。

ブランド家具

 高級家具で有名な海外ブランドのカッシーナなどはもちろん、IDC大塚家具、カリモク、松創など国内ブランドも中古市場で人気。

(取材・文/中西美紀)