学生時代に通った“格安スタジオ”

 楽器店の店主に話を聞くと、当時の福山は店内にある貸しスタジオで練習に明け暮れていたという。

「彼はお兄さんとそのお友達とで『LAR』というロックバンドを組んでいました。彼が通っていた1980年代当時、うちの貸しスタジオ代は1人1時間350円と、ほかと比べても格安でしたから通いやすかったんだと思います」(店主、以下同)

 福山がミュージシャンとして才能を開花させたのは『原楽器店』のおかげだったのかもしれない。

「昔から学生さんでも使いやすい値段にしているんです。現在も学生証を提示すれば、2人から7人までの団体にはスタジオを1時間1000円で貸しています。4人組バンドであれば1人当たり250円。今の学生さんにも、福山さんのように大人になっても音楽を続けてほしいですからね。今回のフェスティバルに合わせて、お店を見に来てくださる福山さんのファンもいらっしゃいました。音楽に関心を持つ人が増えれば楽器店としてはうれしいですよ」

集まった観客に手を振って応える福山雅治(FNNニュースより)
集まった観客に手を振って応える福山雅治(FNNニュースより)
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 今年の長崎市は、福山とタッグを組み、さらなるビッグイベントを仕掛けるようだ。

長崎市の中心地に建設中のサッカースタジアムやアリーナ会場、オフィスなどが集まった複合施設『長崎スタジアムシティ』が10月に完成するのですが、福山さんは完成時に施設内で行われる“こけら落とし”のライブも任されているんです」

 地元を盛り上げるため奔走し続ける福山。育ててくれた故郷である長崎への恩返しなのだろう─。