2022年7月に男闘呼組は、中居がMCを務めていたTBS系『音楽の日2022』で、29年ぶりに復活を果たした。当時、中居は虫垂炎を患いながらも、先輩たちの収録に参加していたという。

背中は汗びっしょり

『音楽の日』で記念写真を撮る中居正広と『男闘呼組』
『音楽の日』で記念写真を撮る中居正広と『男闘呼組』
【写真】リハーサルで記念写真を撮影したという、かつての中居正広と『男闘呼組』

中居さんは無理を押して撮影に立ち会ったんです。背中は汗びっしょりで、体調の悪さを感じましたが、男闘呼組のメンバーと話すときは、努めて明るく振る舞っていたのが印象に残っています。“椅子に座っていいよ”と言われても“先輩の横には座れません”と話すなど、本当に尊敬しているんだなと感じました」(制作会社関係者)

 その後も、中居は多忙なスケジュールの合間を縫って男闘呼組のコンサートの地方公演に足を運んでいる。そんな“かわいい後輩”中居の引退を、元男闘呼組のメンバーはどう受け止めたのか。

 3月下旬、週刊女性は各メンバーへの取材を試みた。

男闘呼組メンバーに声をかけると…

人気絶頂の男闘呼組
人気絶頂の男闘呼組

 都内の自宅に戻ってきた成田昭次に声をかけると、足を止めて記者を一瞥。中居について問うと、眉間にシワを寄せて歩き出し、

「ごめんなさい」

 とだけ話し、自宅へと入っていった。

 別の日には、自宅から出てきた高橋和也を直撃。中居について問いかけると、記者をまっすぐ見据え、数秒間の沈黙。そして、

「個人的に聞かれても困るので、所属事務所を通してください。すみません」

 そう丁寧な口調で語ると、車に乗り込み走り去った。2人とも語ることを避け、中居に対する万感の思いを、その胸に秘し――。