目次
Page 1
ー 事務所は「不倫はないと信じたい」
Page 2
ー (1)酒の飲み方がヤバい
Page 3
ー 永野芽郁は広末涼子や斉藤由貴の系譜
 世の中には「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」だけでなく、「ヤバい男=ヤバ男(ヤバダン)」も存在する。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、芸能人や有名人の言動を鋭くぶった斬るライターの仁科友里さんが、さまざまなタイプの「ヤバ男」を分析していきます。

第43回 田中圭

『週刊文春』が報じた俳優・永野芽郁さんの“禁断の恋”。同誌によると、永野さんは2021年に映画で共演した俳優・田中圭さんと不倫関係にあったそうです。しかし、いろいろ思うところがあったのでしょうか、永野さんのほうから距離を置きたいと関係の清算を申し出ますが、間もなくよりが戻ってしまったそう。

 その一方で、永野さんは、現在放送中のドラマ『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優・キム・ムジュンさんを自宅に泊めたとも報じられています。本人たちは否定していますが、『週刊文春』は永野さんと田中さんの不倫報道第2弾を予定していると公式SNSで公表していますので、近々動きがあるものと思われます。

事務所は「不倫はないと信じたい」

 永野さんと田中さんの不倫が事実なのだと仮定すると、不倫関係に見切りをつけて独身男性と交際をはじめたというのなら、むしろ喜ばしいことじゃないかと個人的には思いますが、人気俳優である永野さんにとって、今回のことはスキャンダルでしかないでしょう。

 永野さんの事務所は、男性陣2人の“お泊まり”は否定しなかったものの、永野さんのマンションにはお母さんもいて、田中さん、キムさんとは二人きりではなかったと説明しています。田中さんの事務所は、不倫はないと信じたいという及び腰なコメントも出しています。

 永野さんと田中さんの関係がどのようなものであるかは、おふたり以外は知りようがないわけですが、永野さんにとって、今回の記事がイメージダウンであることは間違いないでしょう。『文春』には、二人がしっかりと手をつないでいる自撮り写真が掲載されていますし、合い鍵を渡していたとも書かれています。

 不倫のイメージが悪いことは言うまでもありませんが、不倫ではないのだとしたら、これはこれでまた別の問題が生じてきます。ヨソの夫とベタベタし、合い鍵を渡すなんてヤバいオンナだとみなされてしまうでしょう。

 テレビ局がコンプライアンスを重視しているこのご時世に不倫と疑われるような行動をとる田中さんももちろんヤバいのですが、記事を読んでいると、不倫云々の前に、芸能人として大丈夫なんだろうかという疑いを持ってしまうのです。そこで、今回の騒動における田中さんのヤバポイントを挙げていきたいと思います。