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ー 語っていた「テレビ業界とは決別」

 

 元フジテレビアナウンサーで、現在はタレント、モデル、エッセイストとして活躍する渡邊渚が新たに千葉テレビでMCを務める新番組がスタートすると明らかになった。

 渡邉がMCを務める番組は『昨日のアレ観』。6人組アイドルグループ『なみだ色の消しごむ』とともに、日本を元気をするために全国の企業と視聴者の夢を応援するバラエティー番組だという。

 渡邉にとっては地上波番組のMCを務めるのは初の経験となるが、ネット上ではツッコミが相次いでいる。

《ん?地上波でられるん?》

《つい最近テレビの世界に関わろうとは思っていないと言ってなかったっけ?》

《結局「テレビの世界から離れる」は嘘だったのか》

 地上波への出演に首を傾げる人が続出したのだ。渡邊に対し、なぜこうした声が聞かれるのだろうか。

語っていた「テレビ業界とは決別」

 3月に出された『現代ビジネス』のインタビュー記事を読んだというスポーツ紙記者が言う。

「彼女はそこでフジテレビ退社に至るまでの経緯や入院中に考えたことなどを語っています。フジテレビに変わって欲しい思いはあるかと問われると《私はもうテレビの世界に関わろうとは思っていません。家にテレビもないくらいです。昨年10月に再出発を決めてから、テレビ業界とは決別というか……今までと違った世界で生きていこうと思っているので》と語っていたので、心変わりの早さにツッコミが集まってしまったのでしょう」

 彼女は2020年にフジテレビにアナウンサーとして入社。23年より体調不良により仕事を休養し、のちにInstagramでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたと明かされた。「特定の食べ物を見るとトラウマ体験がフラッシュバックする」などの症状があったという。

 その後、24年8月いっぱいでフジテレビを退社。現在は、エッセイ執筆やグラビア活動など精力的に活動を続けるとともに、フリーアナウンサーとしての仕事もこなしていると語るのは芸能プロ関係者だ。

渡邉さんは、YouTubeで配信されている『REAL VALUE』という経済番組や、バレーボール専門メディアの『バレーボールキング』などに出演しています。千葉テレビは、フジテレビのような全国区のチャンネルではありません。『テレビの世界から離れる』宣言は、元キー局アナウンサーとして大々的なタレント活動を展開しないという宣言だったのかもしれません

 とはいえ、地上波テレビ番組への復帰には言動の“不一致”を感じるネットユーザーは多い。表に出る仕事に信頼度は不可欠。視聴者はどう感じるだろうか。