メンバーそれぞれが活動に言及
世間が大きく沸いた再始動の発表の数日後、松本潤はTBS系で7月クールに放送される日曜劇場に関する取材に応じていたという。
「報道陣も浮き足立った様子で、それを察したのか、松本さんは冒頭から嵐のことについて話していたそうです。こうしたサービス精神が“国民的アイドル”たるゆえんでしょうか」(TBS関係者)
松本以外にも、櫻井は『news zero』(日本テレビ系)で、相葉は新CM発表会で、それぞれ活動終了に言及。
「2人に共通していたのは“最後までファンに感謝を届けたい”ということでした。まずは、来春のコンサートがそのための場所になるでしょう」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
一体、どんな規模になるのか。
「'18年から'19年にかけて開催された、嵐のデビュー20周年を記念したツアーでは、当時のファンクラブ(FC)会員数などを加味して“1人1度は見られるように”と、50公演237万5000人を動員しました」
現在、FCの新規入会は停止されているが、
「それでも、既存の会員番号は310万番台まで振られているといわれています。もちろん、すべてが現存する会員とは限りませんが、20周年と同じく“1人1度は見られるように”するならば、単純計算で65公演は必要になりますね」
しかし、ネット上では“FCを退会してしまった”という声も少なくない。
「それに“国民的アイドル”ですから、FCに入っていないけれどコンサートに行きたいファンもたくさんいますよね」
そうなると、メンバーからの感謝を受け取れないファンも多くなりそうだが……。これについて、前出の太田さんは、次のように推察する。
「やっぱり、嵐はファンのことを第一に考えているグループだと思います。なので、コンサートに来られない人のためにも、なんとか5人がそろった姿を見ることができる形を用意するのではないでしょうか」
どんな形が考えられるか。
「例えば、櫻井さんが司会を務める日本テレビ系の『THE MUSIC DAY』など、大型音楽特番への出演が考えられます。また、コンサート自体をネットで配信すれば、会場に行くことができる何倍もの人数が世界中で見ることができます。そうした可能性もありえると思います」(太田さん)
日本のみならず、海外にもたくさんのファンを抱えている嵐。
「もし実現すれば、世界中に恩返しをする“秘策”となるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
嵐が再び巻き起こす旋風を、待ちわびている!