お手軽薬膳茶のレシピ紹介!
自分で作るととびきりおいしい すっきり香ばしいごぼう茶
【効能】食物繊維のイヌリンが腸の調子を整えてくれます。皮膚の不調にも効くため、梅雨時季に出やすい吹き出物や湿疹ケアにも。
【材料と作り方】ごぼう1本(100g)はよく洗って皮つきのまま薄くスライスし、フライパンでカラカラになるまで30分くらいいる。もしくは、スライスしたごぼうをクッキングシートにのせ、120度のオーブンで40分ほど焼いて乾燥させても。いったごぼう5gに対し、500mlのお湯で10分ほど煎じて飲む。しっかり乾燥させれば、保存瓶などの容器に入れ、常温で1〜2か月保存可能。
湿気によるむくみとだるさを解消 やさしい甘さの黒豆茶
【効能】黒豆には余分な水分を排出して、むくみを改善してくれる効果が。また、血流改善や抗酸化作用のあるアントシアニンも豊富。
【材料と作り方】黒豆100gをフライパンに入れ、中火にかける。弱火で20分ほどしっかりといり、皮が破れて香ばしい香りがしてきたら取り出す。いった黒豆大さじ1に対し、500mlのお湯で10分ほど煎じて飲む。保温ポットに黒豆小さじ1、お湯350mlを入れて、持ち歩いて飲むのもおすすめ。しっかり乾燥させれば、保存瓶などの容器に入れ、常温で1~2か月保存可能。

こいけかおる先生●発酵食養生料理家。オーガニック薬膳マイスター。東京・世田谷で累計3000人以上来訪する料理教室「天使の台所」を主宰。5児の母。著書『麹の発酵クリームと発酵おやつ』(旭屋出版)は世界グルマン料理本大賞グランプリを受賞。