「任天堂の本気というべきか、これも“転売対策”として取られた措置でしょう」
もしも手元にスイッチ2があるなら確認してほしいのだが、本来、あるべきものがないことがわかるだろう。初代『Nintendo Switch』には箱の側面に印字されていた、「保証書」がどこにもないのだ。
ゲーム機だけでなく電化製品のほとんどに付属する保証書。箱や取扱説明書と一体になっていることが多く、不良品や欠陥品などの返品、また修理を受ける際には必要になる、大切に保管すべき書類だ。当然、スイッチ2にも不具合が生じた場合、この保証書をもって修理依頼をするのだが、任天堂公式HPの【任天堂サポート】を確認すると、ひそかに掲げられていた衝撃の一文。
Nintendo Switch 2 には〜
【※ Nintendo Switch 2 には保証書はありません。】
なんと不可欠なはずの保証書が、スイッチ2には付属していないとのこと。代わりに修理依頼の際に要するのが、
【レシートや領収書、オンラインショップの納品書などを同送してください。】
各購入店で発行された「レシート」や「領収書」、また公式サイトで購入した場合は「納品書」を本体と同封して送る必要があるようだ。
では、なぜ“保証書がない”ことが転売対策になり得るのか。
《家族で当選が重複してしまったので出品》と謳う、『スイッチ2 マリオカート ワールドセット』を6万9999円でメルカリ出品していたユーザーの商品説明にはこんな注意書きが。
《※個人情報が記載されていたため納品書は同梱できません。ご理解のある方のみご購入をお願いいたします。》