「転売ヤーが嫌がるのが“身バレ”です。納品書には住所や氏名、またレシートや領収書にも購入店、伝票番号や取引番号が書かれており、またなんらかの個人情報も記載されていた場合は身元の“特定”につながりかねません。
そのため、レシートや納品書がない出品も多く見受けられ、それに“保証書つき”の転売品だったとしても、それを“自分で買った正規品”と称して任天堂に修理依頼するのは勇気いる行為だと思いますよ」(前出・ITライター、以下同)
保証期間内でも有償修理となる場合
先の任天堂サポートにはこうも記されている。
【保証書のご提示がない場合や、お預かりした製品の状態を保証規程に基づいて確認した結果、保証期間内でも有償修理となる場合があります。】
保証書がない場合はもちろん、またなんらかの規定に反するような事案が確認された場合は無償ではなく、有償修理になる可能性も示唆している。
「すべての家電製品において、特に新製品の場合はなんらかの不具合が生じたり、初期不良を起こす可能性は否めず、保証書のない商品は購入すべきではないと思います、万一にも高額転売で入手したスイッチ2が故障した場合、さらなる金額を支払うことになっても文句は言えません。
それでも、転売ヤーに支払う“お駄賃”と考える購入者も絶えませんが、やはり売買時や購入後にもリスクを伴う、そして不利益が生じても自己責任であることを認識してほしいですね」
「保証書」がないスイッチ2、故障の不安を抱えてプレイしているのだろうか。