目次
Page 1
Page 2
元横綱・白鵬翔
歴代最多45度の優勝を誇り、9日付で日本相撲協会を退職した元横綱の白鵬翔氏(40)が、角界を去った今、新たな舞台で勝負に挑む。東京の中央区・日本橋に、自身が代表を務める新会社のビルを建設する計画が『日刊スポーツ』の報道により明らかになった。
評価額は推定15億円

現役時代の白鵬(左)と、6月9日に日本相撲協会からの退職会見を開いた白鵬(右)。眉毛がクッキリと激変している 会見写真/共同通信社
白鵬翔氏は同地に480平方メートル余りの土地を所有しているとされ、元々は宮城野部屋の建てるために購入した土地だったそうだ。現在は駐車場となっており、元々は食品会社のビルがあり評価額は推定15億円だったとみられる。
弟子の暴行事件により宮城野部屋は閉鎖、白鵬は部屋付きの親方として、弟子たちと共に伊勢ヶ濱部屋預かりとなっていた。9日の会見では、退職を決意した理由の1つとして「いつ再興というのが明言されず、それが今回の形(退職)になった理由が大きい」と語っている。
同時に今後の展望として「『世界相撲グランドスラム』という構想のもと、相撲を世界に広めていく」と決意を述べた。新会社のビル建設もその構想に向けた第一歩なのだろう。
「元々部屋の建設地として購入したそうですが、相撲協会を退職した今後は全く違う形で活用されるでしょう。オフィス街に近く、1階に土俵が見えるようにガラス張りにして観光地化するアイデアも浮上しているそうです。さらに、トヨタ自動車の豊田会長以外にもスポンサーが複数いるとされ、本人がどこまでの構想と規模感で活動するのか楽しみですね」(スポーツ紙ライター)