銀座でガラス張りの部屋は頓挫

 というのも、“ガラス張り”のアイデアを出していたのは当のご本人だ。

「銀座に部屋を開きたい。稽古場をガラス張りにして、世界中、日本中から集まるいろいろな人に見てもらいたいです」

 元白鵬は'11年9月場所の一夜明け会見でこのように語っていた。

 その後、『日刊ゲンダイ』の報道によると銀座部屋構想は頓挫。白鵬の予算は土地と建物を合わせて20億円だったらしいが、平均坪単価7000万円を超える銀座では厳しかったよう。そんな中見つけたのが、日本橋の土地だったとされる。

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 ネット上では、

《日本橋のガラス張りの相撲部屋は白鵬さんが大相撲にいる時に実現して欲しかった》

《これから、白鵬のリベンジが始まる》

《新構想は日本では受け入れられにくいと思う。世界を拠点に違った「SUMO」を発展させ、ゆくゆくは交流戦とかに進めば面白いかもね》

 など、白鵬翔氏の第一歩に期待を寄せる声が多く集まった。

 日本橋エリアは江戸時代から日本の商業・経済・金融の中心地として栄えてきた場所で、相撲を世界に広める新たなスタート地点として、これほど象徴的な場所はないだろう。

 相撲協会から離れ、白鵬翔氏の新たな挑戦がどのような形で花開くのか、多くの人が注目している。