ジャニー喜多川氏の性加害問題
「著書の中で二宮さんは、ビジネス論や人付き合いに関することなどを縦横無尽に語っていますが、注目を集めたのは“会いたい人”としてジャニー喜多川氏を挙げ、《謝ってもらいたい》といった趣旨を述べている点です。インタビューでは、ジャニー氏に対して“この本を作るきっかけとまでは言いませんけれど、大元にやっぱりいる人”と話しています」(芸能ライター)
ジャニー喜多川氏といえば、思い出されるのは性加害問題だ。二宮は直接そのワードを出してはいないものの、「あの人が人様に迷惑をかけずに生活してくれていれば、僕が所属していた事務所はなくならなかった」「これは僕の完全な偏見ですけど、そうして(謝って)もらいたいタレントはいっぱいいたんじゃないかな」とも語っている。
彼の感情として「謝って」と思うのは当然だろう。しかし世間からは、
《あなたも知ってて黙認してたんじゃないの?》
《長年在籍してたのに、“知らなかった”は通じないと思う》
《今ここで言うくらいなら生前に言えばよかったのに》
《他人事すぎて残念》
など、厳しい声が――。
タイトルとおり、二宮の“独断”と“偏見”が詰まった同書。何を書こうが彼の自由だが、“ジャニーズ問題”に関しては、慎重に言葉を選んだほうが良さそうだ。