映し出された“衝撃のアイテム”
主人公・鳴海の叔母が孤独死した後、叔母の弟夫婦、すなわち鳴海の両親が持ち帰ってきた叔母の遺品を引き取るのだが、遺品の中にあるモノを発見する。
後日、鳴海は職場にその遺品を持参し、同僚の女性に見せながら「これ、何かわかる? 美顔器系だと思うんだけど、ググっても出てこなくて……」と話しかけると、同僚は「あんた、職場に何持ってきてんの!」と驚き、それが何であるかを耳打ちする。鳴海は、「あぁ~女性用の……」と納得するが、次の瞬間「ギャー、ウワッー!」と叫び、遺品を放り投げてしまうのだった。
女性用の“大人の玩具”がテレビに映し出されることなど、過去にあっただろうか。しかも、NHKで。ネット上では、
《凄いな、そのまま映ってるよ》
《綾瀬はるかに、あんなモノ持たせていいの?》
《あんなの映されても、子どもにも親にも説明できないよ》
と、大騒ぎになったのだ。
そして、NHKに対しては、《最近のNHKは凄い》《また攻めている。NHKのドラマはますます面白くなっている》と、称賛の声が溢れている。
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の“性描写”のように、たしかに最近のNHKのドラマは“攻め”の姿勢が目立つが、『ひとりでしにたい』は単に攻めただけのドラマではないようだ。