節電にもつながる冷凍庫の収納法
冷凍庫はそれぞれの冷凍品が保冷剤の役割を果たすので、ある程度量が入っているほうが冷気を保つことができて効率はいい。
「冷凍に関しては、7割程度詰まっていたほうが節電になります。ただし、冷蔵も冷凍も庫内に冷気が回ることで冷やしているので、冷気の穴をふさいでしまっている状態だとしっかり冷えなくなってしまったり、冷やすために余計な電力を消費しているという可能性もあります」
詰めすぎてしまうと、開閉時間も長くしてしまう。
「あまりに冷凍庫にいっぱい入れてしまうと、どこに何が入っているかわからないとか、積み重なってしまって、いつの食材かわからず傷んでしまうなど、食材管理が行き届かなくなりがちです」
そして、冷凍食材の収納はなるべく縦置きで保管できるように心がけるとよいそう。
「どこに何があるのかがわかりやすく、使い忘れるという無駄がなくなるのでおすすめです。また、使いかけの冷凍食品など、開封したまましまうと鮮度が落ちておいしくなくなってしまいますので、保存袋に必ず入れ替えましょう」
100円ショップの収納グッズでカテゴリごとに分別できるようレイアウトすると便利だという。
「ここは冷凍ご飯のみ、ここは冷凍食品、ここはお肉など、なんとなく保管場所を分けておくと使いやすいです。ただし、あまり丁寧に分類しすぎると、続かなくなってしまうので、自分ができる範囲でゆるく分けるのがコツです。とにかく夏は雑菌が繁殖しやすい季節なので、掃除が楽にできるよう、ぜひ冷蔵庫の整理に挑戦してみてください」