移籍先の選択肢は2つ

「青柳投手の選択肢は北米のアトランティック・リーグかメキシカン・リーグへ移籍してメジャーを狙うか、野球ファンが期待している通り日本球界への復帰かと思います。SNSでも古巣の阪神ファンはもとより、横浜市出身ということもありDeNAファンから期待の声もあがっているようです」(スポーツ誌ライター)

 古巣・阪神については開幕ローテ投手として村上頌樹、才木浩人、富田蓮、ルーキーの伊原陵人らを有し、22日、ラファエル・ドリス投手との契約で今季の支配下満枠の70人となっている。

 DeNAも16日に元阪神でマリナーズ傘下を退団した藤浪晋太郎投手を、19日に元中日のダヤン・ビシエド内野手を獲得して、支配下登録選手が70人に到達。青柳がもし日本球界復帰を望んだ場合、阪神やDeNAを選択する可能性は低いと考えられる。

 3月に報道されたスポニチの単独インタビューでは、マイナー降格への不安について「いつ言われてもおかしくないので。そこはもう渡米前から覚悟は決まっています」と語っていた青柳投手。今後もメジャーへの道を模索するのか、日本球界への復帰となるか定かではないが次なる挑戦に注目したい─。