《へずまりゅうが奈良市議に当選した原因は、教育の失敗にある。奈良県と奈良市の教育委員会は、強烈な危機感を持たなければならない》
7月27日、元文部科学事務次官の前川喜平が自身のXで冒頭のように綴った。
元文部科学省事務次官と元迷惑系ユーチューバーが対立
「20日に投開票が行われた奈良市議会議員選挙に元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうさんが3位という結果で初当選。前川さんはこのことに対して、批判的な意見を述べていました。前川さんの投稿には、へずまさん本人も《貴方は誰ですか? 何の影響力もない人間がこれから頑張ろうとしている人間の足を引っ張らないで下さい》などと反応しています」(全国紙社会部記者)
へずま氏は続けて、
《自分を選んだいただいた奈良県、奈良市の方々に失礼です。典型的な左翼みたいですね。自分はただ奈良の為に頑張ります》
とポスト。一連の投稿に対して、ネット上では
《遠回しに奈良市民はバカって言ってるのと同じですよ》
《どうして? 過去の過ちを反省し、人の役に立とうと心を入れ替えて立派だと思うのですが》
《へずまりゅうさんは過去の自分の失敗から学び、反省し、改心したことを行動で示そうとしたのです。それこそが学びです。その彼の変化を受け入れ、認めた8320人の奈良県民の方々の支持が彼を当選させたのです。 あなたの方こそ、大層上から目線な物言い。元文科省の官僚とはそんなに偉いのですか?》
など、前川氏の投稿を非難する声が多数上がる中、
《人の事言えない 恥ずかしい人》
《でもお前パパ活してたやん》
というコメントも散見された。
「2017年、前川さんが文部科学省に在家期中、売春や援助交際が多発していた“出会い系バー”に何度も出入りしていることが報じられました。この報道を受け、前川さんは記者会見で、“そういったバーに行ったことは事実"としながら、“その場でお話をし、場合によっては食事をしたり、食事に伴って一定のおこづかいをあげたりしていた”などと発言。これは昨今で言うところの“パパ活”に当たります。
へずまさんがユーチューバ―時代に行った迷惑行為の中には許されないものもありますが、前川さんも同様だという声が多くあります。自分の過去の過ちを棚に上げて、他人を咎めるのはいかがなものかと言われても仕方ありません」(前出・全国紙社会部記者、以下同)
前川氏の問題行動はほかにも。
「前川さんは、文部省在籍時に組織ぐるみの“天下り”を違法に斡旋したことが明らかになり、懲戒処分を受けています。奈良県や奈良市の教育委員会に物申す立場ではないでしょう。今回の騒動に関しては、前川さんの“大敗”という結果に終わるのではないでしょうか」
奈良市議となったへずま氏の今後にも注目だ。