ファンが疑問を持つ「阿部采配」
「失策を重ねての敗戦で、阿部監督の発言からは悔しさと怒りが滲み出てましたね。守備の乱れが起きた背景には采配もあるかと思いますが精神面や環境、選手のマネジメントにも関わる要素もあり、特に湯浅選手のような1軍に合流したばかりの若手は萎縮してまうのではなどの指摘もあります」(スポーツ誌ライター)
以前から「阿部采配」と采配に疑問を持つファンから揶揄されている言葉がある。7月17日の東京ヤクルトスワローズ戦、1対1で迎えた三回表の巨人の攻撃、ノーアウト一塁二塁のチャンスで打席に入った泉口友汰選手に対して阿部監督はスリーバントを要求するも失敗してアウト。
スリーバント失敗からの無得点で終えると鬼の形相で“懲罰交代”とし、三回裏から門脇誠選手がショートに入った。阿部監督は試合後「今日は戦力にならないなと思って代えた」とコメント。
《選手がやるかどうかだと思うんで采配ではないですよ》などの意見もあるが、今後の「阿部采配」の巻き返しに期待したい─。