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ー 広陵高校で悪質な“暴行事件”
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ー 広陵高校が事件の概要を説明

 8月5日に開幕した全国高校野球選手権大会。高校球児たちがこの舞台を夢に見て、汗を流し練習に打ち込んできたその成果を発揮する場。しかし、思わぬ事態に見舞われている。

広陵高校で悪質な“暴行事件”

「広島県代表として出場している広陵高校の野球部で暴力事件が発覚。今年1月に当時1年生だった生徒が寮内で禁止行為を行ったそうで、それに対し2年生(当時)の複数人が暴力行為に及んだといいます。事案を認知した学校側が事実関係を調査し、日本高野連に報告。暴力行為をした生徒らは、3月に処分を下された一方で、被害を受けた生徒は転校を余儀なくされたとのことです。

 この暴力事案に関して、高野連は“本件は、日本高校野球連盟で3月に審議し、硬式野球部に対し厳重注意の措置をした事案です”と説明しています」(スポーツ紙記者)

 この暴力行為の中身や該当の生徒らがSNS上で拡散されており、その凄惨で陰湿な実態を受け、ネット上では

《こんなの許しちゃダメでしょ 陰湿すぎてドン引きだわ 小賢しく薄汚い!》
《高校生にもなれば悪いことくらいわかる。いや、小中学生でも分かる。しっかり裁かれるべき》

 と、加害生徒らを非難する声が上がる中、

《甲子園に、高校野球に対する冒涜ですね》
《かつては理不尽なくらい厳しかった高野連ですが、いつの間にか明確な犯罪も容認する組織に成り下がってしまいましたね》
《高野連、これを厳重注意で済ませるって…本気ですか?》

 など、高野連の対応を疑問視する意見も。

「該当の生徒らは暴力行為だけではなく、便器や性器を“舐めろ”と指示していたとされています。被害を受けた生徒の親とされるインスタグラムも見つかっており、そのアカウントの投稿によると、監督はこの事件を隠蔽しようとしていたといいます。

 これらがすべて事実であるならば、広陵高校は出場を辞退するべきですし、なぜ高野連も“厳重注意”という中途半端な処分を下したのか謎が深まります。高野連の判断は甘かったと言わざるを得ません」(前出・スポーツ紙記者)