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集団暴行事件が取り沙汰されている広陵高校野球部(部の公式インスタグラムより)
白熱の試合が繰り広げられる夏の高校野球。第107回大会となった2025年選手権大会の3日目、広島の名門・広陵高校が北海道・旭川志峯を3-1で下し2回戦へ駒を進めた。しかし試合後、異例の事態が――。
甲子園でまさかの“握手拒否”
試合は旭川志峯が4回に先制タイムリーで1点をとるも、4回ツーアウトから広陵のスリーベースヒットで守備を乱され同点に。さらに6回、広陵が1アウト一、三塁のチャンスに犠牲フライで1点追加、7回にも1点を加えてそのまま逃げ切り勝利を掴んだ。
「問題はその後、両チーム整列しての挨拶時に起こりました。通常なら互いの健闘を称えて握手を交わす場面で、旭川志峯の選手3人がまさかの“握手拒否”をしたんです。もちろん、単純に忘れていたり悔しくてその気になれなかったのかもしれません。しかし、広陵高校は暴力事案が発覚し、SNSでも何かと騒がれているため、3人の選手の行動に穿った見方をする人も多いです」(スポーツ紙記者)
広陵高校の事案とは、今年1月に当時1年生だった部員に対して2年生部員からの暴力があったというもの。被害生徒側からの訴えを受けて3月に日本高野連から広陵高校へ厳重注意があったが、チームや加害生徒と思われる選手は甲子園出場を辞退していない。SNSではこの事案が拡散され、大きな話題となっていた。
そのため、握手を拒否した旭川志峯の選手についても《事件が耳に入ってたらそりゃ嫌悪感抱くでしょ》《これは仕方ない》と擁護する人がいる一方で、《握手拒否はダメだろ!》《正々堂々とプレーしたんだから、そこはちゃんとしようよ》と苦言を呈する声もあがり賛否両論となっている。