合宿写真が流出した眞子さん
周囲が合宿への参加を反対したのは、15年前の苦い記憶があるからかもしれない。
「姉である眞子さんは国際基督教大学に在学中、スキー部に所属しており、シーズンになると合宿にも参加するほど、積極的に部活動に取り組んでいました。ただ、眞子さんが1年生だった2010年、合宿中に撮影された、男性と密着したツーショット写真や、お酒が並んだテーブルの横で写っている写真が流出。当時の眞子さんは未成年だったので騒動となりました。
こうした前例もあることから、ご両親や秋篠宮家の関係者は、どんな日程であっても、悠仁さまが合宿に参加されること自体に難色を示しているのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
前出の小田部名誉教授は、「国民と共に歩む皇室の一員として、サークル活動で多くの学生と交流されることは望ましい面が多い」と話す一方、「今後もサークル活動を続けるうえでは注意も必要」と警鐘も鳴らす。
「サークルの活動には、純粋な活動のみならず、活動後の飲食や遊興などの交流が含まれることがほとんどです。サークルでの飲み会や合宿で羽目を外した学生がトラブルを起こしたり、巻き込まれるということも珍しくありません。悠仁さまが皇族としてふさわしくない行動を取ったり、トラブルに巻き込まれる可能性もないとはいえません。そうなれば、皇室や国民にとって大きな損失です。
私生活の自由や交友関係を深めることも重要ですが、皇室の一員であるという責任と自覚を持ち、悠仁さまご自身が自主規制することが大事だと考えます」(小田部名誉教授)
未来の天皇である以上、青春を謳歌するにも責任と自覚が必要だ─。
小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数